メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドとカーク・ハメットの二人は、サンノゼ・シャークス対ピッツバーグ・ペンギンズのアイスホッケーの試合の前に“The Star Spangled Banner”のカヴァーを披露している。
ジェイムズ・ヘットフィールドとカーク・ハメットはNHLのスタンリー・カップ決勝の第4戦のなかでアメリカ国歌を演奏している。前日にはNBAの決勝でカルロス・サンタナがアメリカ国歌をカヴァーしており、ゴールデンステイト・ウォリアーズがクリーブランド・キャバリアーズを破っている。
メタリカによるパフォーマンスはこちらから。
メタリカの二人はサンノゼ・シャークスのジャージを着用しており、メタリカ自身のロゴとシャークスのロゴが描かれたアンプを使用している。また、ジェイムズ・ヘットフィールドのフライングVのギターにはシャークスのキャラクターのステッカーも貼られている。ジェイムズ・ヘットフィールドとカーク・ハメットはロッカールームを試合前に見学し、選手にも会ったという。試合はピッツバーグ・ペンギンズが3対1で勝利している。
現在、サンノゼ・シャークスの本拠地であるSAPセンター・スタジアムに展示されている二人のギターは、同地区の貧しい家庭や子供に寄付を行うザ・シャークス・ファンデーションへの寄付を募るため、6月15日までオークションにかけられている。記事執筆時点でジェイムズ・ヘットフィールドのギターが1000ドル(約11万円)、カーク・ハメットのギター500ドル(約5万5千円)の値をつけている。
Metallica ESP guitars used during National Anthem today available via #NHL Auctions: https://t.co/j0oJHmS3Qc. pic.twitter.com/0avPcCnPx9
— Sharks Foundation (@SharksCare) June 7, 2016
メタリカは他にもカリフォルニア州拠点のスポーツ・チームと関わりがあり、サンフランシスコ・ジャイアンツの野球の試合では年1回「メタリカの日」を設けており、試合前にパフォーマンスを行っている。
メタリカは2008年発表の『デス・マグネティック』以来となるアルバムをリリースするものと見られており、ラーズ・ウルリッヒは米『ローリング・ストーン』誌に「まだ証明すべきことが残っているんだ」と語っている。
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