ハッピー・マンデーズのショーン・ライダーが、ユーロ2016に出場するイングランド代表の非公式テーマソングを公開している。
“We Are England”は6月10日に、ユーロ2016の本大会がフランスで開幕することに合わせてリリースされる。曲はサウンドクラウド上で聞くことができる。
このシングルは、フォー・ライオンズという名義でリリースされる予定で、ショーン・ライダーとブラック・グレープのバンドメイトであるポール・”カーミット”・レヴァリッジ、そしてポール・オーケンフォールドとゴールディが参加している。ポール・オーケンフォールドは、ハッピー・マンデーズの1990年発売のアルバム『ピルズ・ン・スリルズ・アンド・ベリーエイクス』をプロデュースしている。
“We Are England”の音源はこちらから
ブラック・グレープがサッカーのイングランド代表のために曲を作るのは2度目のことで、1996年にはキース・アレンとジョー・ストラマーが参加した“England’s Irie”をリリースしている。同曲はUKチャートで6位に上りつめ、一方で同年にライトニング・シーズがコメディアンのデイビッド・バディールとフランク・スキナーと共にリリースしたイングランド代表の公式テーマソング“Three Lions”は、UKチャートの1位を獲得している。
同じく1996年にブラック・グレープは、“Fat Neck”をリリースしている。この曲は、サッカーをターゲットにしたイタズラをすることで有名なカール・“ファット・ネック”・パワーという男性へのトリビュート・ソングで、彼は2001年のUEFAチャンピオンズリーグでバイエルン・ミュンヘンと対戦したマンチェスター・ユナイテッドの試合前のフォトセッションに無許可で紛れ込んだことで知られていた。
“We Are England”のミュージック・ビデオには作家のアーヴィン・ウェルシュがカメオ出演しているとのことで、彼は撮影が行われた週末に偶然、ショーン・ライダーのマネージャーであるアラン・マッギーと一緒にいたのだという。
「アーヴィンがサッカーのビデオの中でダンスしているよ」とアラン・マッギーは『マンチェスター・イブニング・ニュース』紙に語っている。
2曲目となるサッカーのテーマソングをリリースするにもかかわらず、マンチェスター・ユナイテッドのファンであるショーン・ライダーはスポーツについて議論することが嫌いだと認めている。2015年にBBC1の「ルーム101」に出演した際、ショーン・ライダーはサッカーの話をする人は「つまらない」と発言している。
その映像はこちらから。
『イッツ・グレイト・ホエン・ユーアー・ストレート…イェー』の20周年を記念するため、2015年に再結成を果たしたブラック・グレープは、今年11月にツアーを行う予定になっている。
ツアー日程は以下の通り。
Norwich Waterfront (November 11)
Cambridge Junction (12)
Minehead Shiine Weekender (13)
Liverpool O2 Academy (17)
Hull Welly (18)
Glasgow O2 ABC (23)
Edinburgh Liquid Rooms (24)
Aberdeen Beach Ballroom (25)
London Electric Ballroom (December 7)
Nottingham Rock City (8)
Wakefield Warehouse 23 (9)
Galway Roisin Dubh (22)
Dublin Vicar Street (23)
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