昨日、海外で新たなEP『チーター』に関しての広告を配布していることが報じられたエイフェックス・ツインだが、この謎の広告が日本でも配布されており、NME Japan編集部にも到着している。
広告はシンセサイザー・シーケンサーの広告のパロディとなっていて、広告に記載されている日本語訳の全文は以下の通り。
「Aphex Twin – Cheetah EPは、デジタルサウンド生成技術と波形シーケンス技術を駆使し、今日では貴重となった、動きと奥行きのあるサウンドを届けます。
ユーザーの皆様がCheetah EPを長きに渡って確実に楽しめるよう、ご利用前に必ず取扱説明書をお読みください。
もし、ご自分で実験したり、サウンドを作る場合は、一からパッチを組む前に、まずプリセットサウンドをエディットすることから始めてみましょう。
ユーザーの皆様に、本作の並外れたポテンシャルの全てを知っていただくためにも、このCheetah EPプログラミングと是非格闘してみてください。
さあプログラミングをお楽しみください。もし他のCheetah EPユーザーが高く評価するような素晴らしい音源やサウンドを生成できたら、それらのMIDIデータをディスクに焼いてWarpまで送ってください。もし私たちも素晴らしいと思えば、報奨を与えます。
ぜひ挑戦してください!
特徴・仕様
– デジタル・ウェーブ・シーケンシング・シンセサイザー
– 発音中でも、波形を変化させることで、サウンドをシーケンスできるようプログラミングされており、音楽にずば抜けた躍動感と個性をもたらします」
– 同時発音数:15
– ベロシティ対応
– マルチティンバー
– ステレオアウトプット
– フロントパネルのみ全てのプログラミングが可能
– LEDディスプレイ」
2014年にリリースしたアルバム『サイロ』以降、エイフェックス・ツインは『コンピューター・コントロールド・アコースティック・インストゥルメンツ・パート2』や『MARCHROMT30a Edit 2b 96』といったEPを昨年リリースしている。
『サイロ』はマーキュリー・ミュージック・プライズにノミネートされ、2001年の『ドラックス』以来となるエイフェックス・ツインとしてのリチャード・D・ジェイムスのアルバムになっている。当時のインタヴューで、この間の13年間も音楽を作り続けており、すぐに新たなリリースが続くだろうと語っていた。
リチャード・D・ジェイムスはドイツの雑誌『グルーヴ』に次のように語っている。「音楽をリリースすることはどんどん難しくなってきててね。それをまとめようとすると、いつも数時間でやめてしまうんだ。だって、あまりにたくさんの曲があって、迷ってしまうからね。でも、今はそれらを聴いて、まとめようとしてるモードにあるんだ。よりたくさんの音源をリリースすることになると思ってるよ、うまくいけばね」
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