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現地時間6月3日にオーヴァールック・プレス社より今年10月にジャック・ホワイトの伝記『シチズン・ジャック:ハウ・ジャック・ホワイト・ビルト・アン・エンパイア・フロム・ザ・ブルース』が刊行されることが発表されたが、ジャック・ホワイトは本人の関与を否定している。

ベテランの音楽ライターであるニック・ハステッドが著者である同書は320ページに及ぶもので、16色の写真が8ページ2ヶ所に挿入されているという。

同書については「21世紀で最も影響力のあるロック・スターの完全な物語が語られる唯一の書」と説明されており、元バンド・メイトのブレンダン・ベンソンや、ニール・ヤングやシーシック・スティーヴといったサード・マン・レコーズを通してリリースしたアーティストなど、ジャック・ホワイトに近い人物のインタヴューが収録されると言われている。

ジャック・ホワイトのレーベルであるサード・マン・レコーズはこの本について触れ、同書へのジャック・ホワイトの関与を否定している。

ツイッターでは次のように説明している。「ジャック・ホワイトもサード・マン・レコーズもこの伝記を認めておりません。ジャックがよく知る人物は誰も関与していません」

https://twitter.com/thirdmanrecords/status/738829881732141056

この本では「ザ・ホワイト・ストライプスが最初に花開いた」デトロイト・シーンについても詳しく描かれているという。本の説明では「ジャック・ホワイトとザ・ホワイト・ストライプスについてここまで深く掘り下げた本は他にない」としている。ニール・ハステッドはこれまでにエミネムとザ・キンクスの伝記を執筆している。

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