レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのベーシストのティム・コマーフォードが新バンド、ウォクラットを結成し、ニューシングルをリリースしれている。
ウォクラットのデビュー・シングル“Generation Fucked”では、ティム・コマーフォードはヴォーカルを務めており、ギターはローレン・グランジョン、ドラムはマシアス・ウォクラットが担当している。
ウォクラットは、イヤーエイク・レコードと契約を結び、今年終わり頃にデビュー・アルバムのリリースを予定している。
“Generation Fucked”の音源はこちらから。
このアルバムについてティム・コマーフォードは「俺たちは、イヤーエイク・レコードからのデビュー・アルバムで、攻撃的に、大多数の人々に挑戦しようとしているんだ。このアルバムは血と汗の結晶で、失ったものを取り戻すんだよ。俺たちの使命は、近代音楽を攻撃し、格子を破ることだ。弁解不要で、断固とした、そして激しくて無検閲なやり方でね。わかるだろ?」
イヤーエイク・レコードのトム・ハドフィールドは次のように話している。「ティム・コマーフォードと一緒に仕事ができることを嬉しく思っています。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン以来、政治的メッセージ色の強いバンドがいませんでした。腐敗はいたるところにあって、その不平等さや苦しみについて責任を問う必要があります。ここより良い場所はないのか、今よりもいい時代はいつなのか?と」
しかし、ウォクラットだけがティム・コマーフォードが関わっている新しいバンドではなく、ティム・コマーフォードは、パブリック・エナミー、サイプレス・ヒル、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのメンバーで結成したスーパーグループ、プロフェッツ・オブ・レイジにも参加している。
このグループは現地時間5月31日にロサンゼルスのウィスキー・ア・ゴー・ゴーでデビュー・ライヴを行っている。また、彼らは7月に予定されている「共和党全国大会」で、政治的なメッセージを込めた楽曲を演奏することを計画しているという。
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