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マドンナが1990年にリリースした代表曲である“Vogue”に関する著作権侵害の裁判で勝訴したという。

マドンナと同曲を書いた共同プロデューサーであるシェップ・ペティボーンは、シェップ・ペティボーンが手掛けた“Love Break”の著作権を持つVMGサルソウルLLC社に訴えられていた。

同社はマドンナとシェップ・ペティボーンが“Love Break”から「ホルンの音」をサンプリングして“Vogue”で使用したと主張していた。しかし、裁判官は3人のうち2人が、カリフォルニア州パサデナの裁判所にて、問題の音はわずか0.23秒であり、短すぎて著作権侵害には当たらないと判断した。

巡回裁判官であるスーザン・グレイバーは、下記のように結論を述べている。「当事者から提出された音源を聴いた上で、我々は、もし陪審員がいたとしても、一般的な聴衆が当該ホルンの音の盗用に気づくことができたという結論には至らなかったと結論付けました」

「常識的な結論は、無私の分析によって立証されます」とグレイバー裁判官は続けている。「このホルンの音は非常に短く、1秒に満たないものです。“Vogue”の中でも数回しか使われていません。注意深く聴かなければ、この音は聴き逃されてしまうでしょう。さらに、“Vogue”のホルンの音と“Love Break”のホルンの音は、まったく同じ音には聴こえません…もし聴き手がこの2曲に使われているホルンの音が似ていることに気づいたと仮定しても、サンプリングしたと結論付けるとは思えません」

しかし、異議を唱えたバリー・シルバーマン裁判官は、下記のように発言している。「他の状況であれば、これは窃盗と言われるだろう」

この判決はもう一つの注目されている著作権侵害に関する裁判である、ジャスティン・ビーバーとスクリレックスに対する裁判にも、影響を与える可能性があるという。ジャスティン・ビーバーとスクリレックスはヒット曲“Sorry”に、ホワイト・ヒンターランドのダンス曲、“Ring The Bell”からクレジットされていないヴォーカルのサンプリングを使ったとして訴えられている。

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