アノーニはオーストラリアの砂漠を8日間にわたってトレッキングし、同地域に建設されるというウラン鉱山に対して抗議するという。
アノーニは2013年にも西オーストラリア州のパンガー地区に住む先住民のアボリジニのマルトゥ族と10日間を過ごしている。アノーニは100人の先住民と共に110マイル(約177km)を歩くということで、この行進は現地時間の6月3日にスタートする。
オーストラリア政府はウラン鉱山に許可を与えており、マルトゥ族のコミュニティから50マイル(約80km)の場所にカメコと三菱が建設するという。
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インスタグラムでアノーニは次のように述べている。「ウラン鉱山に反対する闘いを援助するため、アノーニはマルトゥ族の人々と西オーストラリア州の砂漠を180km歩くことに参加します。2日後、マルトゥ族の友人であるノラやカーティス・テイラー、パンガー地区や近隣コミュニティの100人の人々、そして、周辺国の支援者とともに8日間をかけて、遠隔地域から三菱とカメコがオープンカートのウラン鉱山建設を提案している西オーストラリア州の砂漠内の場所まで180kmにわたって抗議の行進をするのです。提案されているキンタイア鉱山は彼らにとって伝統的な土地で、彼らの生活を脅かすのに加え、カーラミリー国立公園から除かれることになるのです。カーティスとわたしはこの件について今日、アボリジニのテレビジョン・ネットワークで撮影を行ってきました」
マルトゥ族と暮らして以降、アノーニはライヴの収益を彼らに寄付し、彼らの窮状についてテレビで訴えている。2015年に『ガーディアン』紙に次のように語っている。「ウラン鉱山の計画によってマルトゥ族の人々は苦しめられています。水質への危険の可能性だけではなく、この地域の管理者として感じる資源が搾取されるのを防がなければならないという実際的な責任があるのです」
アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズとして活動してきたアノーニは5月にアルバム『ホープレスネス』をリリースしている。6月17日にバルセロナ公演からヨーロッパ・ツアーをスタートさせ、7月8日にロンドンのバービカンで、8月1日にエジンバラのフォート・キナードでライヴを行う予定となっている。
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