ASHLEY EBERBACH

Photo: ASHLEY EBERBACH

アンドリューW.K.がラッパーのデスポットと共同所有しているニューヨークのライヴハウスが営業を終了している。

サントス・パーティー・ハウスという名のこの会場は、先週末に開催されたネオナチと関連したイベント、NYCオイ・フェストが行われて、まもなく閉鎖している。

ライヴハウスとして公式の声明は発表されていないが、今回の閉店について議論を呼ぶイベントと関連したものであることを認めている。

店長のショーン・ケインは「DNAインフォ」に次のように語ったという。「10年契約で、僕らの賃貸期間が終了して、更新しなかったんだ」

また、自動返信のメールには次のように記されている。「我々の最終営業日は2016年5月29日となります。この日付以降のイベントについてはキャンセルになったとお考え下さい」

また、デスポットはNYCオイ・フェストがブッキングされていたことを事前に知らなかったとツイートしており、気づいた時には中止にしようと努力したと述べている。閉店について彼はコメントしていない。

一連の批判を受けて、デスポットは次のようにツイートしている。「俺はブッキングにかかわってないんだ。俺はユダヤ人だぜ。ミドル・ネームはイスラエルっていうんだ。誰かを怒鳴りつけてやりたいよ」

さらにこう続けている。「それに、イベントを知った時には開催を止めようとしたんだけど、無視されたんだ」

アンドリューW.K.はこの件について言及していない。

アンドリューW.K.は、先日パーティー党という名前の政党を立ち上げることを発表している。

声明で次のように述べている。。「これまで長い間、政府の政策になにかしらで関わっていく可能性についてじっくりと考えてきたんだ。でも、俺の祝祭的哲学に妥協することなしに、既存の政治的キャリアの野心の渦に巻き込まれることなく、参加する方法を探したかったんだ。みんなの喜びを一つにするという俺のヴィジョンに忠実でいたかったし、しばしば困窮している政治的状況に価値ある形で貢献したいんだ」

「政治に参加して、その壁を同時に超えることはできないのか? 終わることのない食い違いや混沌にからめとられることなく、俺たちが共有してきた国家に関する体験について根本的な側面に取り組むことはできないのか? “自分たちvsあいつら”といったメンタリティへの衝動に屈することなく、人間の精神的解放に向けて努力することができないのか? 言い換えれば、まず第一にパーティーをやり、政治を最後にやる政党を作れないのか? 俺は挑戦してみる時だと思ったんだ」

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