レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとサイプレス・ヒル、パブリック・エナミーのメンバーによって結成されたスーパーグループ、プロフェッツ・オブ・レイジは、ライヴを一公演行うことが発表されている。
バンドにはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのうち、ヴォーカリストのザック・デ・ラ・ロッチャを抜いたメンバーと、パブリック・エナミーのチャック・Dとサイプレス・ヒルのB-リアルが参加している。
初ライヴは現地時間5月31日の20時30分(日本時間6月1日12時30分)よりロサンゼルスのウィスキー・ア・ゴー・ゴーで行われる予定で、このライヴの後の予定については何も発表されていない。ライヴではプロフェッツ・オブ・レイジを構成する3バンドの楽曲が演奏されるという。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストであるトム・モレロがこのバンドの首謀者とのことで、2011年が最後のライヴとなっているレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのアルバムについてザック・デ・ラ・ロッチャがプランがなかったことから、チャック・Dの妻に電話し、B-リアルに携帯メールを送ったという。
チャック・Dは米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「ザックがレイジとやらないんで、誰かで埋める必要があるって噂を聞いてね。俺のカミさんはすごく通じてるからね。トムの素晴らしい会話をして、俺も彼と話して、『いいよ』って言ったんだ」
B-リアルはこう続けている。「トムが俺に言ってきたのは『人々は今、声を必要としてる』って1行だったんだ」
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのドラマーであるブラッド・ウィルクはセットリストについてレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、パブリック・エナミー、サイプレス・ヒルの楽曲を「極めて等分に分けた」ものになると語っており、B-リアルは次のように続けている。「ロサンゼルスのライヴの後のことは何も話してないんだ。俺たちはパブリック・エナミーやサイプレス・ヒルでの活動もあるからね。1公演に集中して、110%を発揮したいんだ」
ベーシストのティム・コマーフォードはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが今後も続いていくことを強調している。「俺たちは解散するわけじゃない。俺たちは独自のやり方でやってるだけで、俺たちはここにいるし、25年後もバンドなんだよ。そして、もし新曲を演奏したり制作することがあったら、すごく重要なことになるだろうね。俺はザックと話してて、祝福してくれたよ。それは素晴らしいことだよね。俺たちは家族なんだ。全面的なサポートがあるんだよ」
プロフェッツ・オブ・レイジは約3日後の日本時間6月4日午前11時に次のアップデートを行うとしている。
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