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ショーン・レノンとプライマスのレス・クレイプールによる新ユニット、ザ・クレイプール・レノン・デリリウムのデビュー・アルバム『ザ・モノリス・オブ・フォボス』が、8月3日にボーナス・トラックを収録した日本盤でリリースされることが明らかになっている。

レス・クレイプールとショーン・レノンは、プライマスとザ・ゴースト・オブ・ア・セイバー・トゥース・タイガーによるカップリング・ツアーの後、ザ・クレイプール・レノン・デリリウムとしてプロジェクトを行うことを決めたという。

「ショーンは俺の理想の音楽ミュータントだね」とレス・クレイプールは語っている。「間違いなく遺伝子が反映してる――父の繊細さと母のアブストラクトな視点とユニークなアプローチ。すばらしいフリークシチューのできあがりだよ」

さらに、こう続けている。「俺はじっとしてるのは好きじゃない。だからショーンに来年の予定が特にないって聞いたとき、オールドスクールなサイケデリック・プログレレコードを作ろうという思いつきをふたりで語りあったんだ。次に気がついたときは、ショーンは俺んちのゲストハウスにいて、俺んちのワインを飲みながら、俺のドラムを叩いてたってわけさ」

そして、6週間をかけて、二人は一緒に10曲ほどの曲を作りレコーディングしたという。ボーカルも担当楽器も責任分担をしながら。二人が最も知られているギター、ベースに限られず、すべての楽器を二人で分担して演奏している。レス・クレイプールは次のように説明している。

「自分のレコードではたいてい自分でドラムとパーカッションを叩くんだけど、ショーンは俺とはまったく違う感覚でドラムにアプローチするので、このプロジェクトに関してはほとんどの曲でショーンがドラムを受け持つ方が意味があると思った。俺はヴィンテージAPIコンソールを担当して、ショーンにドラムを叩きまくらせてやったのさ。スティックを握るたんびに、ウンコの中をころげまわる子豚みたいに幸せそうだったなあ……彼のドラムはリンゴとニック・メイソンの中間みたいな感じだね。だけどなんといっても一番の聴きどころは、ちょっとばかり突ついてやれば、あいつがとんでもなくすごい怪物ギタープレイヤーに変身するところだよ」

アルバム『ザ・モノリス・オブ・フォボス』は海外では6月3日にリリースされる。

リリースの詳細は以下の通り。

The Claypool Lennon Delirium
「Monolith Phobos (Japan Edition)」
2016.8.3 On Sale
PECF-2005
felicitycap-256
定価 : ¥2,300+税
11曲+日本限定スペシャルジャケット、ボーナストラック1曲収録
※歌詞・対訳・解説付
01. The Monolith Of Phobos
02. Cricket and the Genie ? Movement I, The Delirium
03. Cricket and the Genie ? Movement II, Oratorio Di Cricket
04. Mr. Wright
05. Boomerang Baby
06. Breath of a Salesman
07. Captain Lariat
08. Ohmerica
09. Oxycontin Girl
10. Bubbles Burst
11. There’s No Underwear In Space
- Bonus Track -
12. Bubbles Burst (Demo)

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