スティーヴィー・ワンダーがインタヴューでビヨンセについて語り、その中で、デスティニーズ・チャイルド時代から彼女に注目していたと明かし、ビヨンセの最新作『レモネード』を「芸術作品」と評している。
「ビヨンセのことは、彼女のキャリアのごくごく初期から見てきたんだ」とスティーヴィー・ワンダーは現地時間5月27日にカルフォルニア州で開催されたボトルロック・フェスティバルの楽屋で米『ビルボード』誌に語り、彼女の音楽が「成熟した」のを実感したと述べている。
さらにこう続けている。「そして、今回は『レモネード』がリリースされたわけだけど、僕にとってはこのアルバムは偉大な芸術作品だよ」
ビヨンセに何か言うことはあるかと訊かれたスティーヴィー・ワンダーは次のように答えている。「なんで歌詞を点字でも発表してくれないのかな。そうすれば、すべての人たちが読めるわけだからさ」
インタヴューの模様はこちらから。
7月10日にスティーヴィー・ワンダーはハイド・パークで18ヶ月に及んでいる『キー・オブ・ライフ』再現ツアーのUK公演を行う予定となっている。
ファレル・ウィリアムスとコリーヌ・ベイリー・レイの出演が決まっており、スティーヴィー・ワンダーは1976年発表の名作を全編演奏する。
自らも広くスーパースターと見なされているファレル・ウィリアムスだが、スティーヴィー・ワンダーのような伝説的な人物と舞台を共にできる機会を名誉なことだと認めている。
「スティーヴィー・ワンダーは僕の人生において子どもの頃からずっとあるものだったんだ」とファレル・ウィリアムスは語っている。「彼の音楽は、聴覚における悟りに恐らく最も近いものだよ」
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