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ポール・マッカートニーがヴァーチャル・リアリティ機器を想定して作られたドキュメンタリーに出演している。

6編で構成されるこのドキュメンタリーは、ポールの自宅のプライベート・スタジオで撮影され、楽曲の思い出や逸話について詳しく語っているという。

『ピュア・マッカートニーVR』と題された本作は、“Dance Tonight”、“Coming Up”、“My Valentine”、“Mull of Kintyre”、“Early Days”という5曲の背景を掘り下げるものとなっている。

ヴァーチャル・リアリティ機器を想定して撮影されているため、ヘッドセットやオンラインで提供されている独自のプレイヤーを使うことで360度の体験をすることができるという。

ティーザー映像はこちらから。

このドキュメンタリーは、映画『アメリカン・ヒストリーX』や、ソウル・アサイラムの“Runaway Train”やレッド・ホット・チリ・ペッパーズの“Dani California”のミュージック・ビデオで知られるトニー・ケイが監督を務めている。

ポール・マッカートニーは2014年にもサンフランシスコのキャンドルスティック・パークで行った公演をヴァーチャル・リアリティで撮影して、リリースしている。

ポール・マッカートニーは6月10日にソロ・キャリアを総括するベスト・アルバム『ピュア・マッカートニー』をリリースする。

また、ポール・マッカートニーはBBCラジオ4の番組「マスターテープス」でザ・ビートルズの解散がどれだけ大きな影響を与えたかについて語っている。「落ち込んだよ。誰だってそうなるだろう。生涯の友人たちと別れることになったんだ。だから酒に走った。とにかくたくさん飲んだよ。最初は良かったんだけど、突然、楽しくなくなったんだ」

ポール・マッカートニーはこの番組のなかでカニエ・ウェストについても、好意から彼を「怪物」と呼び、自身を「刺激してくれる」と語っている。

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