ニール・ヤングは、共和党の米大統領候補であるドナルド・トランプが選挙戦で自身の楽曲を使うことを容認したことに関してさらに説明をしている。
以前、ドナルド・トランプは大統領選挙出馬時の選挙キャンペーンにおいて“Rockin’ In The Free World”を使用しており、ニール・ヤングはこれに対して楽曲の使用停止を要求していた。
しかし、ニール・ヤングはその後、先の要求を撤回し、「音楽は一度世に出てしまえば、誰でもいろんなことに使うことができるわけだからね」と発言している。
「俺がバーニー・サンダースを支持してると発言し、ドナルド・トランプが“Rockin’ In The Free World”の使用許可を求めなかったという事実は、曲を使用しちゃいけないってことを意味するわけじゃないよ。実際、彼は使用するライセンスを取得してるからね。少なくとも彼はそう言ってるから、俺は信じるよ。だから彼に対して非難することは何もないさ」
今回ニール・ヤングは、スティーヴン・コルベアが司会を務めるアメリカのテレビ番組に出演し、これらのコメントについてインタヴューに答えている。音楽サイト「コンシークエンス・オブ・サウンド」が報じたところによると、ドナルド・トランプはニール・ヤングの楽曲を使用する権利を法的に持っている可能性があるが、作曲者がそれについて喜んでいるというわけではないという。
「女性蔑視で人種差別主義者的な思想が好きじゃない」とニール・ヤングは自身の楽曲がドナルド・トランプに関わることについて、スティーヴン・コルベアに語っている。
ニール・ヤングはカナダ国民であるにもかかわらず、来るアメリカ大統領選挙に関して多くの発言を行っている。これについては「(カナダに)住んでいるといえども、隣国だし、アメリカで起こっていることに大きく影響を受けるからね」と理由を語っている。
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