FBIは、クリス・コーネルにストーカー行為を行っていた女性が5月終わりに開催された法廷審問に現れなかったことを受け、女性の行方を捜し始めている。
ストーカーとされる女性のジェシカ・ロビンズは、5月24日に審問のため連邦裁判所を訪れる予定であったが現れず、装着が義務付けられていた足首のGPS装置を外し、行方をくらましている。
ジェシカ・ロビンズは、オンラインを通じて何百もの脅迫的なメッセージをクリス・コーネルとその家族に送り、また7時間かけて彼の家にたどり着き、自宅に侵入しようとしたとして、2014年にストーカー行為で告発されている。
ゴシップ・サイト「TMZ」によると、FBIはジェシカ・ロビンズに対する逮捕状を取得しており、アメリカ連邦保安官局とフロリダ警察が彼女の追跡を試みているという。
ジェシカ・ロビンズの居場所は、フロリダのタンパで確認されたのが最後となっている。クリス・コーネルは、6月16日と17日にアメリカのクリアウォーターとジャクソンヴィルでライヴを行うことが予定されている。
一方で先日、クリス・コーネルは、ザ・ローリング・ストーンズに対し、キューバに行って演奏することを「彼らの友人全員に勧めるよう」アドバイスをしている。
サウンドガーデンのシンガーであるクリス・コーネルは、オーディオスレイヴとして2005年にキューバでライヴを行っている。当時、彼らはこの共産圏の国でのライヴの開催に100万ドル(約1億2000万円)の基金を募らなければならなかった。
ザ・ローリング・ストーンズは3月25日にハヴァナで無料のライヴ・ショウを行っており、この開催前にクリス・コーネルは「とてもハッピー」だと述べていた。
「俺は、イギリスやオーストラリアのバンドで何百万枚も売っているような奴らであれば、彼らの前で演奏する余裕もあるだろうと思っていた。どうして誰もやらないんだ?」とクリス・コーネルは疑問を投げかけている。「俺たちは、もっとも困難な方法でやり遂げたから、この後、他の連中も続くだろうと思っていたんだ。それなのにこんなに時間がかかったなんてちょっと驚きだよ」
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.