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Photo: Dean Chalkley/NME
現代のポップスターにおいてキングとも言える活躍を見せているジャスティン・ビーバーだが、授賞式のセレモニーでの「見せかけ」に対し一石を投じている。
アメリカで5月22日に開催された「ビルボード・ミュージック・アウォーズ」で2賞を受賞したジャスティン・ビーバーだが、翌朝23日、賞を振り返って「賞の授賞式に対してはなんとも言えないね」とインスタグラムに投稿している。
「アウォーズを開催している人々を軽蔑して言っているとか、そういうつもりはないんだ。彼らのサポートには感謝している。だけど、そこに居たときも、ショーが終わった後も良い気分にはならないんだ。お祝い気分に浸ろうとしても、いつもあそこでは人々は僕のパフォーマンスを採点して評価していると感じるんだ」
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「アウォーズを開催している人々を軽蔑して言っているとか、そういうつもりはないんだ。彼らのサポートには感謝している。だけど、そこに居たときも、ショーが終わった後も良い気分にはならないんだ。お祝い気分に浸ろうとしても、いつもあそこでは人々は僕のパフォーマンスを採点して評価していると感じるんだ。そこにいるほとんどの人々がカメラに何回自分が映るかとか、そこにいる人々とコネを作ろうとしているだけに見える。僕が普通のライヴをしているときは、そこにいる人々はただ楽しい時を過ごしたいだけだ。だけど、アウォーズっていうのはなんだか虚しい感じだね。業績を成した人々のためにこうした賞があるのはわかるよ、だけど本心かな? 僕が席のほうを見たら、もう明らかな作り笑顔ばかりなんだ。カメラの前では笑顔を絶やさないといったような。もちろん、他の人の受賞を本当に喜んでくれる人もいるし、そうした人のことを批判しているんじゃなくて、大方の人がそうだってこと。僕としては、目標に向かって生きているから、その成果に対して賞をもらいたい。自分が誰であるからというのではなくて、自分がやっていることに対して評価されたいんだ。どっちか判断するのは難しいし、その人のスピリットに対し賞をあげるのが難しいのもわかるけどね。だけど、こうした賞を受賞するとき、自分に本当に価値があるのかを感じるのが難しいんだ! 多くの同僚に、アウォーズで僕にその資格があって認められたっていうのを見てもらうのは名誉なことだとは思うけれど、そういう気分になれないんだ。本当に欲しいと思える何かが欠けている。他の人はどう思っているんだろう。文法がおかしいけど、気にしないで、そこは強調したい点じゃないんだ」
先日の「ビルボード・ミュージック・アウォーズ」では、トップ男性アーティスト賞とトップ・ソーシャルメデイア・アーティストの2部門を受賞したジャスティン・ビーバーだったが、古い建物の前に羊が集まって草を食べている画像とともにこのコメントを投稿しており、彼の考えに対しては、(この記事の執筆時点で)100万人以上の人々から「いいね」を獲得している。
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