ノエル・ギャラガーのニュー・アルバムについてプロデューサーと噂されるデヴィッド・ホルムスが語っている。
デヴィッド・ホルムスは現地時間5月19日、アイヴァー・ノヴェロ・アウォーズの授賞式に参加しており、キーファス・シアンシアと共に「ロンドン・スパイ」で最優秀テレビ・サウンドトラック賞を受賞した現場で音楽サイト「ギグワイズ」に、ノエル・ギャラガーの新作について語っている。
「一体なぜそんなことを公表しなければならないんだろうね?」とデヴィッド・ホルムスは冗談から始めている。「ニュー・アルバムはいい具合に進んでいるよ。今のところ5曲近く終わっていて、いいところだ。きっとみんな驚くんじゃないかな。みんなノエル・ギャラガーを愛してるし、そして彼にこう切望するだろうね。ビッグで大胆でアップ・テンポな楽曲を作ってくれってね。ノエル・ギャラガーの楽曲の多くはミドル・テンポだからね。今回は面白いものができるよ」
さらにこう続けている。「ノエル・ギャラガーは正直で、たいていは『ああ』や『それいいね』、または『それは俺の好みじゃないよ』のような反応を示すか、もしくは『いや、それは非常につまらない』と率直に言う。キーファス・シアンシアも演奏してて本当に最高な人で、楽しい経験でもあるんだ。非常に才能があって一緒に働いていて楽しい人だよ」
「どのような仕上がりになるかは俺が言うことではないよ。彼のレコードだからね。俺はただこれまでと違った仕事のやり方を実現するために彼を手伝っているだけなんだ。発売までただ待つのみだよ。彼は素晴らしいギターの演奏者だしね。ギターペダルにこだわってるしさ。彼はいい耳を持っているんだよ」
ノエル・ギャラガーは先日、新作のプロデューサーがデヴィッド・ホルムスであることを明かしている。
「デヴィッド・ホルムスがプロデュースをやってるんだけどね」と彼は語っている。「それで全人生を通しても最も高い音域でとある1曲を歌ってるんだ。信じられないくらいね。歌うのはいまいち楽しくなかったけどね」
「今のところ、アルバムの制作は半分まで来てるんだ。時間がある時に、5月にでもスタジオに戻ろうと思ってるよ。それで、できればクリスマスまでには完成させたいね」
ニュー・アルバムのサウンドについては次のように語っている。「完成するまで語りたくないんだ。だって、いろんなアルバムについて『これは俺の『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』だ』とか簡単に言うけど、聴いてみたら『なんだよ、このクソのことか?』と思うわけだからさ」
「言えるだろうこととしては、今回は自分自身を楽しませるために違うことをやってるってことかな。初めてスタジオで作曲してるんだ。ルールとして完成させた曲を持っていくことはしてなくて、その場で書いてるんだ。すべてがその場でその日のうちに起こるんだよ。このやり方は苛立つこともありうるわけだけど、結果は今のところ、その作品が証明してるよ」
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