ジャーヴィス・コッカーは新たなテレビ・シリーズ「ライクリー・ストーリーズ」のために書いた楽曲を7インチでリリースしている。
パルプのフロントマンであるジャーヴィス・コッカーは、5月26日よりスカイ・アーツで放送が始まるニール・ガイマンが司会を務める番組に音楽を提供している。
ジャーヴィス・コッカーは番組のスコアのためにスコット・ウォーカーのパーカッショニストのアラスデア・マロイや、セラフィナ・スティア、バス・ヤン、マーティン・スラットリー(ジ・アワーズ、ブラック・グレープ)、ドラマーのトム・スキナー(メルト・ユアセルフ・ダウン)といった面々とレコーディングを行っている。ポーティスヘッドのエイドリアン・アトリーも“Main Theme”という楽曲にシンセで参加している。
この7インチは5月20日よりレコード・ショップで販売されている。
このEPについてジャーヴィスは次のように評している。「終夜営業のカフェや、安い賃料の隠れ家的飲み屋や、医者の手術にまつわる4つの低俗な物語を書いたんだ。今回の仕事のために自分の殻を破る必要はなかったんだ」
番組のトレイラー映像はこちらから。
7インチを別の方法で手に入れたい方には、5月26日よりスタートする番組の「宝探し」ゲームというのもあるという。UK中の秘密の場所にEPが隠されるとのことで、GPS技術を使って、宝を探す仕組みになっている。ラフ・トレード・レコーズのページに参加方法の詳細が記載されている。
http://www.roughtraderecords.com/news/jarvis_cocker_releases_likely_stories_ep
EPは放送中に更に隠されることになるという。
「ライクリー・ストーリーズ」にはジョニー・ヴェガスや「フライデー・ナイト・ディナー」に出演のポール・リッターが出演する。監督はニック・ケイヴのドキュメンタリー映画『ニック・ケイヴ/20,000デイズ・オン・アース』を監督したイアン・フォーサイスとジェーン・ポラードが務める。
『ライクリー・ストーリーズ』はジャーヴィス・コッカーにとって2009年の『ファーザー・コンピレーションズ』以来のリリースとなっている。パルプは2010年に再結成を果たしており、2012年に1枚限りのシングル“After You”をリリースしている。
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