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マルーン5も、トランスジェンダーの人々に生まれた時の性別でのトイレを使うよう強制する反LGBT法が通過したのを受けて、ノース・カロライナ州での公演をキャンセルしている。

アダム・レヴィーンがフロントマンを務めるマルーン5は、この決定について「困難を伴うもの」だったとしながらも、「モラルとして正しい」ものなんだとしている。

バンドのウェブサイトに掲載された声明は以下の通り。「我々は先日HB2法案が通過したことを受けて、ノース・カロライナ州のシャーロットとローリーの公演をキャンセルする予定です。バンドとしてこの決定を下すのは困難を伴うものでした。パフォーマンスを行わないことで、ノース・カロライナ州のファンに不利益をもたらしたくはありませんでした。しかし、最終的にモラルとして正しいことを行うことにしたのです」

マルーン5は9月11日にシャーロットで、9月12日にローリーで公演を行う予定となっていた。

議論を読んでいる法案が通過したのを受けて、リンゴ・スター、ブルース・スプリングスティーン、パール・ジャムもノース・カロライナ州での公演をキャンセルすることを発表している。

この決定についてブルース・スプリングスティーンは次のように語っている。「世の中にはロック・ショウよりも大切なものがある。そして今私が書いている間も行われている、先入観や偏見との闘いはそのひとつなのです。私たちを前進させる代わりに逆行へと押しやり続ける者たちに反対の声を上げるには、これが私の持つ最強の手段なのです」

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