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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストのフリーは、シリウスXMのパール・ジャム・ラジオにおいてパール・ジャムのギタリストであるマイク・マクレディのインタヴューに答えて、最近のロックの現状を嘆いている。

インタヴューのなかでフリーは90年代にバンドで演奏することがどんな感じであったかを語り、続けて最近のロックの現状に触れている。

音楽サイト「オルタナティヴ・ネイション」が書き起こしたインタヴューによれば、フリーは「いろんな意味でロック・ミュージックはある種死に体に見える」と語っている。

「パール・ジャムやスマッシング・パンプキンズと一緒にやったときに、すごく興奮したのを覚えてるんだ。こと最近で言うと、いろんな意味でロック・ミュージックはある種死に体に見えるね。俺たちやパール・ジャムを脅かす存在がいないんだ。だって、間違いなく俺たちは真のエネルギーを持った現役のバンドだって思うからね」

「でも、今キッズで、ロック・バンドをやるなんてこんな感じなんだろうな。俺たちがキッズの時は、ロック・バンドに入りたいって言ってて、人生をかけてやることだった。何の疑問もなしにやることだったんだよ。でも、今はロック・バンドをやるなんて『クソ馬鹿げてるな。狂ってるよ。二度とまとまな職につけないぜ。何をやってるんだ? 人生を台無しにしてるんだぞ』って感じだろ」

「でも、そんなのクソくらえって感じだよ。気にしないね。これが俺のやりたいことなんだ。これが俺にとってはすべてなんだよ。自分のいるべき場所を見つけたんだ。俺はずっと風変わりで、神経質で、淋しい子供だった。俺は高校でいつもおかまなんて呼ばれてる子供だったんだ。パンク・ロックが家を与えてくれたんだよ。でも、最近はロック・バンドに入りたいって決めたら『素晴らしいね。イメージ・コンサルタントと弁護士とマネージャーを付けなよ。それで、何ができるか見てみよう。子供にとって素晴らしいお金を稼ぐ機会だよ』なんて言われるんだからさ」

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