ケシャは、ドクター・ルークのキモサベ・レコーズがビルボード・ミュージック・アウォーズへの出演を許可しなかったが明らかになったのを受けて、メッセージを公開している。
報道によれば、現地時間5月22日にラスベガスで開催されるビルボード・ミュージック・アウォーズへの出演についてキモサベ・レコーズは許可を撤回したとのことで、パフォーマンスの中で係争中の訴訟に言及されることを恐れたという。ケシャはボブ・ディランへのトリビュートで“It Ain’t Me Babe”(1964年発表の『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』収録)のパフォーマンスでブッキングされていた。
インスタグラムで今回の報道についての投稿し、ケシャは彼女とキモサベ・レコーズによる訴訟に言及するつもりはなかったことを明かしている。
ケシャの投稿の全文訳は以下の通り。
「今年のビルボード・ミュージック・アウォーズで“It Ain’t Me Babe”を歌って、ボブ・ディランに対するトリビュートを行えることにすごく興奮してたの。それが許可されなかったと言わなければならないのが悲しいし、残念だわ。はっきりとさせておきたいんだけど、このパフォーマンスはわたしが全時代を通して最も好きなソングライターの一人を讃えるためのものであって、ドクター・ルークに関するものではまったくなかったの。彼の写真も使うつもりもなかったし、彼について語ったり、裁判の状況について言及するつもりもなかったのよ。単にわたしが尊敬しているアーティストの曲を歌いたかったの。みんなの引き続きのサポートに感謝するわ」
u2h2OVuIf/gWUFyy8OWEpdyZSa3aVCqpVoVvzZZ2VTnn2wU8qzVjDDetO90GSy9mVLqtgYSy231MxrY6I2gGqjrTY0L8fxCxfCBbhWrsYYAAAAAElFTkSuQmCC); display:block; height:44px; margin:0 auto -44px; position:relative; top:-22px; width:44px;”>
授賞式をプロデュースしているディック・クラーク・プロダクションはケシャが授賞式に参加できる可能性は残っているとしている。
「ディック・クラーク・プロダクションはケシャと長年の関係性を持っています。5月22日のビルボード・ミュージック・アウォーズでのケシャによるパフォーマンスと共に、長い関係性を今後も続けていけるような両陣営の措置を望んでいます」
2014年10月、ケシャは長年のプロデューサーであるドクター・ルークに対して「精神的操縦と、感情的な悪態と、精査的虐待」で訴訟を起こしており、彼とのレコード契約から逃れようとしていた。ドクター・ルークも名誉毀損で反訴しており、こちらの裁判は昨年6月より保留されている。
また、ケシャの弁護士はカリフォルニア州で裁判の撤回を申し立てる更なる法的措置を行うことを明らかにしている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.