PRESS

Photo: PRESS

スリップノットのコリィ・テイラーがバンドの新メンバーについて今回初めて語り、彼ら二人の正体を明らかにするとともに、バンドになじんでいる様子を讃えている。

スリップノットはベーシストのポール・グレイの逝去とドラマーのジョーイ・ジョーディソンの脱退により、メンバーが二人欠けたままニュー・アルバム『.5:ザ・グレイ・チャプター』のレコーディングを行った。当初、二人の後任メンバーの名前は、彼らのデヴュー・ライヴの後にスタッフが非公式にインスタグラムで正体を明かしてしまうまでは発表されていなかった。

新ドラマーは元アゲインスト・ミーのドラマーで、ブルース・スプリングスティーンのEストリート・バンドのドラマーであるマックス・ワインバーグの息子、ジェイ・ワインバーグが務め、新ベーシストはイギリスのバンド、クロコディルの元ギタリストでマストドンのギター・テクニシャンとしても知られるアレサンドロ・“Vマン”・ヴェンチュレラが務めている。

また新メンバーの加入について、フロントマンのコリィ・テイラーは、次のように述べている。「彼らが自分の殻を破るのは見てて気分がいいんだ。初めは、彼らもどこまでやっていいか分からなかったみたいなんだよね。要するに、それが彼らの敬意の表し方なのさ。二人はバンドに対してとても敬意を払っていて、俺らのスタイルをとことん掘り下げるが、度を越すようなことはしようとしないっていうね。でも楽しんでくれてるみたいでさ。だから俺たちはこう思ってる、『ステップアップだ、踏み込む時が来たぜ』ってな」

WWEのプロレスラー、クリス・ジェリコによるポッドキャスト「Talk Is Jericho」でインタヴューに答えたコリィ・テイラーは、新しく加入したメンバーを高く評価している。「ベーシストのアレックスは演奏に熱が入ると前に出きて、雰囲気を自分のものにしちまう。ジェイもそうなり始めた。かなりいい調子でここまできてる。どのショウでも絶えず進化し続けてる感じだな。昨夜は7週間も演奏してない状態で、ステージに上がったんだ。つまり、いつ演奏が止まってもおかしくない状態さ。だが、最高だったね! ライヴで演奏したことがなかった3曲だって、俺らは何回かリハーサルをしただけだったんだが、大成功だったんだよ!」

ジェイ・ワインバーグにとって、スリップノットに加わることは長年の夢だったという。

コリィ・テイラーは次のように説明している。「そんなに多くの人を検討しなかったから、うまくいってよかったよ。というより、正直なところテストをしたのはジェイだけだったけど、すごくしっくりきたんだ。彼は8歳の頃から俺たちのファンだったのさ」

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ