87438-1_WILCO_starwars_LP_cover

ウィルコが7月17日、急遽ニュー・アルバムをオンライン上でリリースした。

ウィルコは通算11作目となるスタジオ・アルバム、『スター・ウォーズ』をバンドの公式サイト「Wilcoworld.net」にて無料でリリースしている。アルバムはYouTubeでも試聴可能となっている。

同アルバムは8月13日までダウンロードが可能となっていて、CDとしては8月21日にリリースされる。レコード盤のリリースはその後の11月27日が予定されている。

バンドは、この11曲が収録されているアルバムに関し、下記のツイートをアートワーク付きで投稿している。

ウィルコのニュー・アルバム『スター・ウォーズ』は11曲を収録。「Wilcoworld.net」で無料ダウンロードしよう」

『スター・ウォーズ』のトラック・リストは以下の通り。

“EKG”
“More…”
“Random Name Generator”
“The Joke Explained”
“You Satellite”
“Taste the Ceiling”
“Pickled Ginger”
“Where Do I Begin”
“Cold Slope”
“King Of You”
“Magnetized”

なお、ウィルコは最近、インディアナ州の「宗教の自由法」への修正を受け、インディアナでのショウの日程を変更していた。

ウィルコはインディアナ州のインディアナポリスで、5月7日に公演を行う予定だったが、企業が宗教上の理由で、LGBTのコミュニティを含む、マイノリティを差別することを合法化した同法案の成立を受けて、ライヴを中止した。

しかしながら、インディアナ州のマイク・ペンス知事は同法への改正にサインし、今後同法案が性的志向やジェンダーに基づく差別に使われることはなくなった。この改正後、ウィルコはインディアナポリスのムラット・シアターでのライヴを予定通り行うことを決めている。

同法のニュースが最初に流れた際、マイリー・サイラスやシェールなどのセレブリティがソーシャルメディアを通じて反対意見を述べていたほか、多くの有名人もハッシュタグ#Boycottindianaを使用して、法案に反対の立場を示していた。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ