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デヴィッド・ボウイの息子である映画監督のダンカン・ジョーンズが映画製作において亡き父親からどのように影響を受けたかを語っている。

ダンカン・ジョーンズは映画『月に囚われた男』や『ミッション:8ミニッツ』で知られており、ゲームを映画化した新作『ウォークラフト』のプロモーションも兼ねて、現地時間5月11日にAP通信によるインタヴューに答えている。

「御存知のように父はたくさんの音楽を残したけれど、俳優業もしていてね。僕は父と映画のセットにいる時が一番楽しかったんだ……僕もその影響で映画製作に熱中するようになったんだと思う」

「みんなが期待するほどの音楽の才能は僕にはなかったから、僕の趣味は父と一緒にちょっとしたストップ・モーション・アニメの動画を撮影することだった。僕には映画への好奇心が常にあったんだ」

ダンカン・ジョーンズは、父親から自分のクリエイティヴな衝動を貫くことを教わったという。「僕はクリエイティヴィティを大事にするようにしてる――人が思いもしないようなことを試す勇気と意欲のあった父のようにね」

「これまでSF作品を2本撮ったけど、今回はゲームの映画化に挑戦したんだ。そして今、この大作の次には小さなインディーズ映画(次回作『ミュート』)を製作している。つまり、そのときに一番作りたいと思ったものを作るということを、父から学んだんだ」

『ウォークラフト』にはトラヴィス・フィメルやドミニク・クーパーが出演している。UKでは6月3日、日本では7月1日に公開予定となっている。

デヴィッド・ボウイは18カ月間のガン闘病の末、1月10日に他界している。父の死後、ダンカン・ジョーンズはファンの支援に感謝の意を述べている。

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