AC/DCのフロントマンであるブライアン・ジョンソンが、手紙を届けに来たファンを家に招き入れたことがAC/DCのブラジルのファン・サイトで明らかになっている。
「AC/DCブラジル」のサイトには手紙を届けたファンの文章が次のように記されている。「35年間も(ブライアン・ジョンソンの)ファンの私は、ついに彼と会ってみようと決めました。これまで、このことは何度も考えてきました。私の家族と私は車で彼の家を見つけたんです。留守みたいだったけど、それで郵便受けに手紙を入れていくことにしたんです」
「帰ろうとした時に、彼と奥さんが帰ってきました。なんて瞬間なんだ! 私は自己紹介をして、そこに来た理由を彼に話しました。彼も奥さんも丁寧で親切にしてくれたんです」
「すると、彼が奥さんに、ちょっと家に入ってもらわないかと尋ねたのです。そして、なんとレジェンドの家の中で、バンドについて、聴覚の問題についてや、私がファンになった経緯やあれこれをおしゃべりしました。彼は私の息子に自分のレース・カーを見せてくれて、息子は”T.N.T.”を歌いました。彼は正真正銘の“紳士”でした」
「彼は、聴覚の治療のために注射をしていて、とても前向きな気持ちでいるとも話してくれました。私がすべてのファンがあなたの復帰を望んでいますと言うと、彼は『君はなんていいヤツなんだ』と言ってくれました」
「AC/DCブラジル」のサイトでは自宅で撮影された記念写真も公開されている。
http://www.acdcbrasil.net/noticias/arquivo-2016/brian-johnson-um-verdadeiro-gentleman/
ブライアン・ジョンソンはツアーをやめるか、さもないと聴覚を永久に失う可能性があると医師に診断されたのを受けて、代わりにガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズをフロントマンに迎えた初ライヴを現地時間5月7日に初のライヴをポルトガルのリスボンはパッセイオ・マリティモ・デ・アルジェスで行っている。
ブライアン・ジョンソンは今回の交代劇について次のように述べている。「現在感じている気持ちは、これまでの人生で経験したことがないほど悲痛なものなんだ。AC/DCの一員として、楽曲制作や何万人という熱狂的なファンの前で演奏することは、過去36年間にわたってライフワークとなっていたからね。今後、その一員ではなくなるとどうなるのか想像できないが、今は他に選択肢がないんだよ」
「一つ確かなのは、AC/DCのライヴに実際にはいなくても、常に気持ちは一緒にあるということだ。(バンドメンバーの)アンガス(・ヤング)とクリフ(・ウィリアムズ)のサポートにも感謝を示したい」
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