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エアロスミスのスティーヴン・タイラーがプリンスの死とアメリカでの処方薬の問題について語っている。

プリンスは、ミネソタ州チャナッセンのペイズリー・パークの自宅で享年57歳で亡くなっている。遺書は残されていないことが確認されており、彼の遺産相続人を確定するためのDNA鑑定が許可されている。死因についてはまだ正式な発表は行われていない。

『ピープル』誌にスティーヴン・タイラーは「彼のことで確かに泣いてしまった瞬間があったんだ」と語っている。「彼は聖人だったからね。彼はミュージシャンで、俺と同じ言葉を喋ってた。だから、受け止めるのがちょっと大変だったんだよ。泣いたことについては喜んで明かすよ。俺たちは彼と彼の音楽を偲ぶことになるだろうからね。でも、今はそれよりも深いことを考えているんだ」

彼は次のように続けている。「彼がなにかをやり過ぎてしまって、病院に運ばれたと報じられてるのを知らなかったんだ。知っての通り、俺もあまりに多くのものをやってきたわけでさ。リハビリも何度も、何度もやることになったわけだからね」

プリンスについては処方された鎮痛薬の乱用によって病院で治療を受けることになったと報じられているが、その報道が事実の場合としてスティーヴン・タイラーは次のように語っている。「俺もドラッグ中毒とアルコール中毒から回復してる時に処方薬を手にすることになったんだ。80年代はその中毒のために崩れ落ちて、膝をついてたよ」

そして、現在のアメリカの問題について触れている。「医者が新たな売人なんだよ。アメリカ人は皆ストリートの麻薬をやってるわけじゃないんだ。処方された薬の常習者なんだよ」

「あの夜、プリンスを病院に運んだのが誰だったとしても、何か言ってくれることを願ってる。もちろん、ドラッグが死因じゃないことを望んでいるけど、もしそうだったとしたら、あんなことが起こる必要はなかったんだ」

「セレブや周りのみんなが目を背けるとどんなことになるのか俺は知ってるからね。でも、俺の場合は『もう一度ベッティ・フォード・センターに行ってこい』と言ってくれる人がいたんだ」と彼は6年前にリハビリ治療を行った施設に触れている。

「ジャニス・ジョプリンやジミ・ヘンドリックスが亡くなったことで、俺は生きていられると思うんだ」とインタヴューの最後でスティーヴン・タイラーは同じ道を辿っていることを気づかせてくれた自らのアイドルの名前を挙げている。「泣くのをやめるための唯一の方法として言うんだけど、うん、たぶんプリンスも亡くなったことで、他の誰かの命を救うことになるんだよ」

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