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レディオヘッドのプロデューサーであるナイジェル・ゴッドリッチは、レディオヘッドの新作『ア・ムーン・シェイプト・プール』のレコーディングの最中に父親を亡くし、「自分の魂の大きな部分」が今回のアルバムには詰まってると明かしている。

レディオヘッドの6人目のメンバーとも言われるナイジェル・ゴッドリッチだが、バンドにとって通算9作目となるアルバムがUK時間の昨日リリースされたのを受けて、ツイッターで自身の考えを明かしている。

「アルバムが出たね。このアルバムを作ることは僕にとって、とても強烈な体験だったんだ」と彼は綴っている。「作ってる最中に僕の父親が亡くなってね。だから、自分の魂の大きな部分がいい形でこのアルバムには息づいているんだ。レディオヘッドの兄弟たちには、そのことに注いでくれたみんなの愛とサポートについて絶えず感謝してる。全部を聴くことができて嬉しいよ」

さらにナイジェル・ゴッドリッチは2枚のスタジオの写真も公開している。

ストリーミング・サービスのスポティファイは、自分たちのサービスにレディオヘッドのニュー・アルバム『ア・ムーン・シェイプト・プール』がないことについて反応を示している。

バンドは2011年以来のアルバムとなる通算9作目のアルバムを現地時間5月8日にリリースしている。フィジカルでは6月17日にリリースされる予定で、スポティファイのライバルであるアップル・ミュージックやタイダルではストリーミングでも提供されている。

アルバムがないことについてスポティファイの担当者は米『ビルボード』誌に次のように語っている。「レディオヘッドのニュー・シングル“Burn the Witch”と“Daydreaming”は既にスポティファイでも聴くことができます。『ア・ムーン・シェイプト・プール』の残りの楽曲についてもできる限り早くスポティファイで利用可能になるのを楽しみにしています」

2013年にフロントマンであるトム・ヨークはスポティファイを「死にゆく身体が最後のあがきとして放つオナラ」と呼び、注目を浴びていた。その際、トム・ヨークとナイジェル・ゴッドリッチは自身の音源をスポティファイから引き上げている。

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