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レディオヘッドの新曲“Burn The Witch”のミュージック・ビデオについてアニメーターのヴィルピ・ケットゥは、あのビデオがヨーロッパの難民危機に言及していることを明かしている。

ストップモーション・アニメーションによる“Burn The Witch”のビデオは現地時間5月3日に公開されており、お互いにひどい仕打ちをする人形の村の模様が描かれている。ヴィルピ・ケットゥは映画『ウィッカーマン』や「トランプトン」からの影響と共に、このビデオに流れるより深いテーマについても認めている。

アニメーターのヴィルピ・ケットゥは、監督のクリス・ホープウェルと共にこのビデオに携わっており、わずか2週間しか制作期間がなかったという。「体力的に無理だったわ。2週間、寝られなかったんだから」と彼女は米『ビルボード』誌に語っている。

ヴィルピ・ケットゥは、レディオヘッドがこのビデオで取り組んだものとして、「異なる人々への非難……ムスリムへの非難や否定」を挙げている。インタヴューでは一部のファンが受け取ることになった「we know where you live(お前らがどこに住んでいるか僕たちは知っている)」と書かれた謎のポストカードにも目を向けている。ヴィルピ・ケットゥはポストカードについて「移民に批判的な政治家によって生み出された現在の不安定な情勢と罵り合うゲームを示唆している」と考えているという。

“Burn The Witch”のミュージック・ビデオはこちらから。

レディオヘッドは先日、アルバムないしはシングルのアートワークからもしれない2枚の写真をフェイスブックで公開している。

4月にバンドのマネージメント・パートナーであるブライアン・メッセージはトーク・イベントでバンドの新作が6月にリリースされることを明かしている。

レディオヘッドの長年のヴィジュアル・コラボレーターであるスタンリー・ドンウッドはバンドの新作を聴いたと語っており、その時はまだ完成していないとしたものの、アルバムについて「アート作品」と評していた。

“Burn The Witch”のダウンロードはこちらから。

レディオヘッドの新作に収録されるかもしれない楽曲についてはこちらから。

https://nme-jp.com/blogs/13732/

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