ROGER KISKY/NME

Photo: ROGER KISKY/NME

ジェイムス・ブレイクの通算3作目となるニュー・アルバム『ザ・カラー・イン・エニシング』が日本でもデジタル配信でリリースされている。

ジェイムス・ブレイクはラジオ1のアニー・マックの番組に出演して、昨年のラティテュード・フェスティバルで披露された“Radio Silence”のスタジオ・バージョンや、ボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノン参加の“I Need A Forest Fire”の音源を公開している。

「長い時間がかかったね」とジェイムス・ブレイクはアニー・マックに語っている。「まず最初にかけようと思っているのは、アルバムでも最初に書かれた曲なんだ。最も長く取り組んできた曲なんだよ。アルバムのタイトル曲になる予定だったんだけどね、何度も繰り返していた冗談だったんだ。僕がいなかったことで、ずっとラジオから遠ざかっている状況があったっていうね」

“Radio Silence”をかけた後、「今はものすごく緊張しているよ」と彼は認めている。

ジャスティン・ヴァーノンとのコラボレーションである“I Need A Forest Fire”については次のように語っている。「光栄なことだよね。彼がすばらしい声で歌ってくれて、速く努力することなくできたんだ。ある種、彼そのものと言える曲なんだ」

アルバムのダウンロードはこちらから。

アルバムからは3曲の音源がYouTubeで公開されている。

先日、ロンドンとアメリカでクエンティン・ブレイクによるアルバムのアートワークに関連した壁画が公開されてたが、このコラボレーションについて彼は次のように語っている。「この件で彼と仕事をできて幸運だったよ。ずっと彼のやっているものが大好きだったんだ。僕の母親はグラフィック・デザイナー/アーティストで、僕がすごく子供の頃に彼の作品と出会わせたんだよね」

「実際は僕のアイディアじゃなくて、マネージャーのダンのアイディアだったんだ」と彼は続けている。「本当はこのアルバムのためのものじゃなかったんだよね。別のものの予定だったんだ。でも、そっからこのアルバムがアートワークに合うようなものになっていってね。今回、アートワークを見た時に、時々しか見つけられなくて、直視するのが難しい感情が湧いてきたんだ。そのアートワークが、すべての体験、このアルバムや、アルバムに込めたもの、アルバムに込めたストーリー、その旅を思い出させてくれたんだ。そのアートワークは僕にとってすべてのものを要約してくれるものだったんだ」

ジェイムス・ブレイクはこのアルバムのセッションのいくつかで「誰かがコントロール・ルームにいてほしいという感覚から」リック・ルービンと作業したことも明かしている。

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ