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元マンサンのポール・ドレイパーは初のソロEPをリリースすることを発表し、新曲を公開している。

新曲“Feeling My Heart Run Slow”は、6月10日にKスコープ・レコーズより発売される『EP ワン』に収録される。

この楽曲は2004年発表のマンサンのアルバム『クレプトマニア』以来となるポール・ドレイパーの新曲となっていて、この曲は2014年8月にマンサンの地元であるチェスターで開催されたマンサンのコンヴェンションで初公開されたという。このコンヴェンションではメンバーの質疑応答のほか、楽器や未公開映像、未発表曲や未発表写真といったEMIのアーカイヴからのものが展示されたという。

当時、彼は次のように語っている。「マンサン解散後は『スプーキー・アクション』と題したソロ・アルバムのレコーディングを元々計画していたんだ。でも、当時は個人的な面で音楽を作れるような状況じゃなかったんで棚上げすることにしたんだ。しかし、レコーディング・セッションがすごく良くてね、二度目のレコーディング・セッションをやることに決めたんだ。僕が一緒にやっている新しいバンドと共に、アルバム全体を演奏するのが大好きなんだ。本当にスタジオで最高なんだよね」

ポール・ドレイパーは新曲について「一部エレクトロニックで、一部ロック」だと続けている。「歌詞については暗い境遇にいる時のことを書いたんだ。これまでの中でも最悪な状況にいる時のこと書いてるんだよね。でも、今はいい状態にあるんだ。最終的に非常に暗い言葉を歌ってるから自分が歌ってるのを聴くのが怖いんだよね。それはちょっとソロ・アルバムをリリースする僕にとって、多くの憶測を生んで、聴くことをちょっと躊躇させるかもね。でも、今はそれをやり終えて、マンサンの栄光を持ち続けているファンにぜひ長くそれを持っていてもらいたいんだ。僕はそれを貶めたくない。僕自身、みんながいまだにあんなにも情熱的にバンドを愛してくれてることにショックを受けてるんだ。僕はバンドにすべてを捧げて、その価値はあったと感じてるよ」

EPには他に“No Ideas”、“The Silence Is Deafening”、そして“Feeling My Heart Run Slow”のトワイライト・サッドによるリミックスが収録される。

マンサンは、1997年発表の『アタック・オブ・ザ・グレイ・ランターン』、1998年発表の『SIX』、2000年発表の『リトル・キックス』という2枚のアルバムをリリースした後、2003年に解散し、2004年の解散後に『クレプトマニア』をリリースしている。

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