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プリンスが亡くなった時に処方された鎮痛剤を所持しており、自宅からも鎮痛剤が見つかったと報じられている。

「NBCニュース」によれば、連邦法執行機関の高官が、亡くなった際にプリンスは処方された鎮痛剤を所持しており、その鎮痛剤は自宅であるペイズリー・パークからも見つかったことを明らかにしているという。しかし、その鎮痛剤の影響については明らかにしておらず、薬物療法がプリンスの死の原因となったかどうかについても言及されていない。

捜査を担当している郡保安官は、これらの薬物がどこから提供されたものなのか、プリンスに出された処方箋がどのようなものだったのか確認するため、米連邦薬物取締局に捜査援助を依頼しているという。

報道の通り、プリンスは現地時間4月21日に自宅のペイズリー・パークで、享年57歳で亡くなっている。プリンスはスタジオでもある自宅のエレベーターで倒れているところを発見された。同日の午前10時7分に亡くなったことが宣言されている。検死は既に行われたが、死因についてはまだ明らかになってない。

警察はプリンスの死について捜査をしているが、プリンスが自殺したと「考えられる理由はまったくない」としている。遺体にも「外傷の明らかな兆候は見られなかった」という。

ミネソタ州カーヴァー郡の保安官は、プリンスの自宅からの通報電話の内容も公開しており、電話は身元不明の男性からのもので、「ここで人が亡くなっている」と語ったとのことで、男性はひどく取り乱していたという。

また、プリンスの弁護士で、元マネージャーであり、25年の親交があるL・ロンデル・マクミランはAP通信に対して、プリンスが「懸念となるような薬物は摂取していなかった」と語っている。

しかし、L・ロンデル・マクミランは薬物療法の一種を受けていたことは認めた上で、「誰しも薬物療法は行います。問題は危険な形で薬物療法を行っていたかどうかです」と続けている。

プリンスの死因の発表については数週間がかかるものと見られている。

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