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ノエル・ギャラガーは最新のインタヴューのなかで、過去に公演をキャンセルしてしまった体験について振り返っている。

ノエル・ギャラガーは今年3月に南米からの機材の輸送遅れによりニュージーランドでの公演をキャンセルしている。現地時間3月24日にオークランドのASBシアターでの公演が予定されていたが、激しい天候のために機材の到着が遅れることになったという。ノエル・ギャラガーは3月20日にサンティアゴでロラパルーザに出演しており、機材はチリから輸送しているものだった。

この件について『ベルファスト・テレグラム』紙の取材に訊かれたノエル・ギャラガーは過去の公演キャンセルについて語っている。「オアシスの頃を振り返れば、カナダでめちゃくちゃ寒くて、マイナス70度とかそれぐらいとんでもないことになってて、トラックの中の機材がみんな凍っちゃって、キャンセルしたことはあったな。それで、どっか解凍できるところに送らなきゃならなかったんだけど、凍っちゃった時点で水の被害を受けててさ、機材がダメになったんだ」

「あと、別の機会ではアメリカ・ツアーをしてた時に、トラックの運転手がクラック中毒だと分かってさ、俺たちの機材を全部積んだままトラックごといなくなっちゃったんだよ。スタッフはそいつのことを追っかけなきゃならなくてね、そしたら、どっか近くのヤバいところで発狂してたっていうね」

こうしたトラブルについてノエル・ギャラガーは次のように締めくくっている。「どうにかしなくちゃいけないんだよ。年に2回しか飛行機に乗らない人でも、航空会社がカバンを失くすわけだからさ。週に5つの国でライヴを一年中やってれば、なにかしらのことが起こるんだよ」

また、このインタヴューのなかで音楽業界におけるデジタルに対する根強い戸惑いについても明かしている。

ノエル・ギャラガーは次のように語っている。「16歳になる娘がいるんだけどさ、若者のカルチャーは理解できないんだ。それで、彼女の視点で物事を見ることを始めてるんだ」

「彼女に俺はレコードを並んで買ってたんだと言ったとするだろ。ザ・スミスのニュー・アルバムが出た時はマンチェスターのピカデリー・ガーデンのブロックを取り囲むように列ができたんだよ。でも、彼女は『バカだね』って言うんだ。レコードは携帯電話に届くもんなんだよ。今の十代はバカバカしいと思うよな。あいつらはスナップチャットをやるのに忙しくて、外に出て、アルバムを人越しに買うなんてしてらんないんだよ」

その上で、アデルの最新作『25』の記録的なセールスについて賛同できない理由に触れている。「彼女はあれだけのレコードを売ったわけだけど、みんなの手のひらの上に置いたわけだろ。誰も雨のなか、外に出て、彼女の最新作の『25』を買いに行ったりしないよ」

「俺たちは人々を家から出して、人越しにアルバムを買うために通りを下らせたわけでさ。俺たちは玄関をノックして、アルバムはいりませんかと尋ねたわけじゃない。それが違いだよ」

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