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ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグはビヨンセの新作『レモネード』の楽曲にクレジットされた経緯を説明している。

ビヨンセは週末に、最新アルバムの『レモネード』をリリースしている。このアルバムは多数のアーティストとのコラボレーションを行っており、ジャック・ホワイト、ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグ、ザ・ウィークエンド、ケンドリック・ラマーやファーザー・ジョン・ミスティなどが参加している。

クレジット記載が理解できるアーティストたちの一方で、エズラ・クーニグのクレジットに関しては混乱が生じており、本日、彼はツイッター上で説明している。

エズラ・クーニグは、今回のクレジットについて2011年に投稿したツイートに遡れると説明している。2003年リリースのヤー・ヤー・ヤーズの“Maps”について、2011年にエズラは歌詞が「もし“wait”の代わりに“hold up”だったらどうだろう?と思ってツイートした」という。

そんなに複雑じゃないけど、みんな混乱してるみたいだから、短くまとめたよ。

歌がツイートになるし、ツイートが歌になるんだ――それが世の中の流れさ。

「僕は“Maps”に関するツイートを元に、詞やメロディーを加えて、曲のフレーズを作詞したんだ。元々は“there’s no other God above you, what a wicked way to treat the man who loves you.”だった。最初はヴァンパイア・ウィークエンドの曲にしようと考えたけど、すぐにビヨンセの曲にしたほうが良いと確信したのさ」

そして、曲について「100%ビヨンセのもの」と彼は続け、「ヤー・ヤー・ヤーズがちゃんとクレジットされるように念を押したよ」とも投稿している。

アルバムに参加しているゲストとしては、ケンドリック・ラマーが“Freedom”に参加しているほか、ジェイムス・ブレイクが“Forward”に、ザ・ウィークエンドが“6 Inch”に(同曲ではアニマル・コレクティヴの“My Girls”のサンプリングも使用されている)、ジャック・ホワイトが“Don’t Hurt Yourself”に参加している。その他のロック・アーティストとしては、“Hold Up”ではヤー・ヤー・ヤーズの“Maps”のサンプリングが使用されており、同曲の作曲者にはファーザー・ジョン・ミスティと、ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグがクレジットされている。

また、“All Night”ではアウトキャストの“SpottieOttieDopaliscious”がサンプリングされているほか、レッド・ツェッペリンの“When The Levee Breaks”がジャック・ホワイト参加の“Don’t Hurt Yourself”ではサンプリングされている。

4月25日、アルバム『レモネード』はiTunesでリリースされており、ビヨンセの通算6作目のソロ・アルバムとなっている。

アルバムのダウンロードはこちらから。

リリースの詳細は以下の通り。

ビヨンセ
ニュー・アルバム
『レモネード』
iTunesにて配信中:
01. PRAY YOU CATCH ME/プレイ・ユー・キャッチ・ミ―
02. HOLD UP/ホールド・アップ
03. DON’T HURT YOURSELF (FEAT. JACK WHITE)/ドント・ハート・ユアセルフ(feat.ジャック・ホワイト)
04. SORRY/ソーリー
05. 6 INCH (FEAT. THE WEEKND)/6インチ(feat.ザ・ウィークエンド)
06. DADDY LESSONS/ダディ・レッスンズ
07. LOVE DROUGHT/ラヴ・ドラウト
08. SANDCASTLES/サンドキャッスルズ
09. FORWARD (FEAT. JAMES BLAKE)/フォワード(feat.ジェイムス・ブレイク)
10. FREEDOM (FEAT. KENDRICK LAMAR)/フリーダム(feat.ケンドリック・ラマー)
11. ALL NIGHT/オール・ナイト
12. FORMATION/フォーメーション
13. LEMONADE FILM/レモネード・フィルム/

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