WUNMI ONIBUDO/NME

Photo: WUNMI ONIBUDO/NME

フローレンス・ウェルチと映像監督のヴィンセント・ヘイコックは短編映画『ザ・オデッセイ』を公開している。

この作品はフローレンス・アンド・ザ・マシーンの最新作『ハウ・ビッグ、ハウ・ブルー、ハウ・ビューティフル』からのミュージック・ビデオの映像を中心に構成されているもので、新たなシーンを追加して、今回公開されている。映像には“What Kind Of Man”、“How Big How Blue How Beautiful”、“St. Jude”、“Ship To Wreck”、“Delilah”、“Queen Of Peace”といったミュージック・ビデオの映像が使用されている。

47分に及ぶ映像は新たに公開された“Third Eye”のミュージック・ビデオと共に仕上げられている。

全編の映像はフローレンス・アンド・ザ・マシーンのオフィシャル・サイトで公開されている。

http://florenceandthemachine.net/

“Third Eye”のミュージック・ビデオはこちらから。

『ザ・オデッセイ』はフェイスブックで行われたフローレンス・ウェルチと監督のヴィンセント・ヘイコックによる対談が掲載されたのを受けて公開されている。

この作品についてフローレンス・ウェルチは次のように語っている。「これは『ハウ・ビッグ、ハウ・ブルー、ハウ・ビューティフル』の楽曲を書いている時、約1年半前にシャトー・マーモントでヴィンセントとわたしが話していた会話から生まれた非常に個人的なプロジェクトの最終章なの。わたしはアルバムとわたしが経験してきた交通事故と破局について語ってたのね。恋愛とパフォーマンスについての浮き沈み、どれだけコントロールできないと感じてたか、失恋の煉獄、そして、わたしがどれだけ変えようとし、自由になろうとしてきたか。それで、わたしたちはこの物語を全編、別の形で語ることにしたの。あの体験を再生させて、もう一度想像することで、おそらくどうにかあの体験を理解し、振り切ろうとしたのね。そうして“ビッグ・ブルー・オデッセイ”が始まったの」

『ハウ・ビッグ、ハウ・ブルー、ハウ・ビューティフル』はフローレンス・アンド・ザ・マシーンの通算3作目となるアルバムで、全米・全英で1位を獲得している。

フローレンス・アンド・ザ・マシーンは今夏7月2日に「ブリティッシュ・サマー・タイム」シリーズの一環としてハイド・パークでケンドリック・ラマーやジェイミー・エックス・エックスらと共にロンドンで最大の公演を行う予定となっている。

一方、フローレンス・アンド・ザ・マシーンは、ルーファス・ウェインライトによるシェイクスピアを題材としたアルバムで、シェイクスピアのソネットをルーファス・ウェインライトデュエットしている。また、ゲーム『ファイナルファンタジーXV』の主題歌でベン・E・キングの“Stand By Me”をカヴァーしている。

さらに、フローレンス・ウェルチはスクリレックスとディプロによるジャック・Uとコラボレーションを行っている。

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