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現地時間4月21日に亡くなったプリンスだが、初代マネージャーによれば、早熟なティーンエイジャーとして他のアーティストとはまったく違う水準にいたという。

オーウェン・ハスニーはプリンスと最初に仕事をした人物の一人で、当時は本名のプリンス・ロジャー・ネルソンで彼は活動していたという。オーウェン・ハスニーはプリンスについて「これまで会ってきた誰をも超えていた」と語っている。

「NPR」に対してオーウェン・ハスニーは次のように語っている。「御存知の通り、彼は18歳になったばかりで、当時は彼とわたしには一緒に働いていこうという空気がありました。そして、彼はセカンド・アルバムや、その後の一連のアルバムへと進んでいって、まさにプリンスとなり、多くのことを手がけていくことになります。でも、彼は喜んで私の意見を聞いてくれて、わたしの方向性も認めてくれました。おそらくその時だけは正直な意見だったからだと思います」

オーウェン・ハスニーはキャリアのスタートでプリンスが示していたひたむきさについても回顧しており、なかでも見知らぬ10代に前代未聞のクリエイティヴな権限を与えるというレコード契約を結ぼうとしていた時のことを振り返っている。

「ワーナー・ブラザーズと契約した時」と彼は語っている。「ワーナー・ブラザーズの社長のところに行って、一度もアルバムを作ったことのない18歳のアーティストが自分のアルバムをプロデュースして、クリエイティヴな権限をすべて持つことについて語るなんてことをやったんです。あのミーティングは楽しめなかったですね!」

彼は続けている。「僕にとってプリンスは、僕らの世代の最も偉大なアーティストの一人であり、僕としては10とか11とかしかいない伝説的アーティストの一人だと思っています。マイルス・デイヴィスやジミ・ヘンドリックスやボブ・ディランとか、そういう人です。そういう高みにいる人だと思うのです」

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