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現地時間4月21日に亡くなったプリンスの死因の解明にあたっていたミネソタ州の検視官が検死を終えている。しかし、その結果を数日から数週間の間、知らされないかもしれない。

現地時間4月22日の夜、捜査当局は4時間にわたる検視を終え、プリンスの遺体は家族のもとへ戻されることになっているが、毒物検査の結論が出るまでには時間がかかるだろうと報じられている。

ミネソタ州のミッドウェスト検死局の代理人が、ゴシップサイト「TMZ」に語ったところによると、当局は現在、プリンスの突然の死に関する調査を完了させるため、彼の医療記録に加え、より遠い親族の病歴までを集めているところだという。プリンスは、ミネアポリス郊外のチャンハッセンにある自身のペイズリー・パーク・スタジオにて、わずか57歳で突然亡くなっている。

報道機関に公開された声明によれば、プリンスの死因に関する全容が明らかになるまでには「おそらく数週間はかかるだろう」とされている。

「詳細な検死の一環として、プリンス・ロジャー・ネルソン氏の病歴および社会歴について、関連性のある情報が集められることになります。調査に関連があると考えられる事柄は、どんなことでも検討の対象となります」同声明では、このような発表もなされている。

地元の郡保安官事務所から発表された情報によると、プリンスはエレべーターの中で、呼び掛けに反応しない状態で発見され、現場では救急医療隊員が心肺蘇生術を試みたものの、彼を蘇生させることはできなかったという。プリンスの死亡が確認されたのは現地時間4月21日午前10時07分だが、これは救急が最初に受けた連絡から30分にも満たない時間であったという。

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