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女優のサマンサ・モートンは7年間にわたってストーカー被害を受けていたことを公表したリリー・アレンを讃えている。

リリー・アレンはスコットランドのパース出身の20代の若者であるアレックス・グレイから被害を受けていたことを先週末に明かしている。

アレックス・グレイは2009年に@lilyallenRIPというツイッター・アカウントを立ち上げて、ナンバー1を記録した“The Fear”について自身が書いた曲だと主張して、ストーカー行為を始めたという。

その後、彼はリリー・アレンの自宅や、レコード会社、彼女の姉の所有する店舗に中傷の手紙を残していくようになり、ストーカー行為は昨年10月に彼がリリー・アレンの自宅になんとか侵入し、ベッドルームに入って、彼女のハンドバッグを盗むところにまで達したという。

サマンサ・モートンも、幼少期の友人であるノエル・ワッツから愛を告白するための手紙やEメール、不穏な電話を受けたとのことで、2008年の裁判所で証言を行っている。彼女はツイッターを通して賛辞を送り、支持を表明している。「公表してくれてありがとう。あなたは本当に勇敢だわ。わたしも14歳から同じ男性にストーキングされてたの。今は刑務所にいるけど、時間がかかったわ」

リリー・アレンは警察の事件への対応についても批判している。トム・クルーズ主演の『マイノリティ・レポート』やジョイ・ディヴィジョンの映画『コントロール』といった出演作があるサマンサ・モートンは、暴行に対する警察の対応について自身の体験について不満を語っている。

「幼女暴行の疑いが報じられていた人がいて、逮捕と事情聴取に対する十分な証拠もあったんだけど、折り返しの連絡をするまで何週間もかけてるのよ。それで、できることは何もなかったなんて言うのよ」

幼少期のほとんどを施設で過ごしたサマンサ・モートンは13歳の時に二人の男性に性的暴行を受けたが、警察やソーシャル・ワーカーに訴えても、何の対応も行われなかったことを2014年に明かしている。

「わたしのように子供として報告しても、クラウン検察サービスは、証拠が不十分だって、目撃さえあったのに……もう随分前のことだけどね。それがわたしの聞いたことのすべて。常に教訓にしなきゃならないことよ」

アレックス・グレイは、4月にハロウ・クラウン裁判所で、住居侵入窃盗と嫌がらせで有罪を宣告されており、5月に最終的な判決が下される。

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