POONEH GHANA/NME

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AC/DCのフロントマンであるブライアン・ジョンソンが、ツアーの残りの日程で代替のヴォーカルとしてアクセル・ローズを迎えると発表したことについて声明を出している。

フロントマンのブライアン・ジョンソンが健康的な問題のためにツアーをやめるよう診断されたのを受けて、AC/DCは先日、代わりのヴォーカルを迎えることを発表している。

ブライアン・ジョンソンはバンドから「お払い箱になった」と感じていると以前に報じられていたが、米『ローリング・ストーン』誌に寄せられた本人の声明によると、「先日出されたプレスリリースでは、ファンに伝えたいことが自分の意図したような方法では充分述べられていないように思うので、個人的に説明したい」と語っている。

ブライアン・ジョンソンは「簡単に諦める人間ではないし、自分が始めたことは自分で終わらせたい」のと同時に、「ツアーの残りと、今後控えているであろうステージではパフォーマンスをやめるしか選択肢はないと、医師が自分とバンド・メンバーに明らかにした」ことを述べている。

「現在感じている気持ちは、これまでの人生で経験したことがないほど悲痛なものなんだ」とツアーをやめる決断について続けている。「AC/DCの一員として、楽曲制作や何万人という熱狂的なファンの前で演奏することは、過去36年間にわたってライフワークとなっていたからね。今後、その一員ではなくなるとどうなるのか想像できないが、今は他に選択肢がないんだよ」

「一つ確かなのは、AC/DCのライヴに実際にはいなくても、常に気持ちは一緒にあるということだ。(バンドメンバーの)アンガス(・ヤング)とクリフ(・ウィリアムズ)のサポートにも感謝を示したい」

今後ツアーでの演奏はできなくなるものの、ブライアン・ジョンソンは「スタジオでのレコーディングは続けていけるし、そのつもりでいる」と述べており、「今のところは治療に専念して聴力の回復に努めたい。そのうち聴力が戻ってライヴで演奏できるようになることを祈ってるよ。結果はどうなるか分からないが、前向きな気持ちなんだ。時が経たなければ分からないのさ」と続けている。

ブライアン・ジョンソンは前シンガーのボン・スコットが亡くなったのを受けて、AC/DCに1980年に加入している。

現在、AC/DCは5月から6月にかけてヨーロッパの12公演が予定されており、UKでは6月4日のロンドン・オリンピック・スタジアムでの公演と、6月9日のマンチェスター・エティハド・スタジアムでの公演の、2公演が予定されている。

ここ数週間、AC/DCとアクセル・ローズを結びつける噂が流れていた。一方、AC/DCのアンガス・ヤングは、ガンズ・アンド・ローゼズがヘッドライナーを務めたコーチェラ・フェスティバルでアクセル・ローズとの共演も果たしている。

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