リチャード・アシュクロフトは、ミュージカル制作にオアシスと一緒に取り組んでみたいと語っている。
リチャード・アシュクロフトは5月20日に新たなソロ・アルバム『ジーズ・ピープル』をリリースするが、「ザ・ブリティッシュ・マスターズ」と題されたドキュメンタリー・シリーズのなかで「ノイジー」のインタヴューに答えている。
映像のなかでノエル・ギャラガーやリアム・ギャラガーと一緒に仕事をするのはどんな感じになるか尋ねられ、ノエルについては次のように答えている。「いいのはノエルが素晴らしいソングライターであるってことだよね。だから、50%の出版権をもらったら、僕ら二人にとって明らかにおいしい話になるよね。おれは素晴らしい作詞家だからね。それですごいメロディを受け取って、合わせたら素晴らしいものになるよ」
彼はこう続けている。「リアムとやるのもたくさんのいい面があるよね。でも、どちらかとやって、どちらかとやらないっていうのはいろいろマズいことになるからね。間で兄弟になったみたいな感じだね」
昨年、ノエル・ギャラガーはリチャード・アシュクロフトとアルバムを作ることに興味があると語っており、映像のなかでそれについても応じている。「俺にとっては本当に素晴らしい褒め言葉だね」
「二人とはミュージカルをやってみたいんだ」とリチャード・アシュクロフトはノエルやリアムとの取り組みについて続けている。「ヴァーヴの曲とオアシスの曲を合わせたミュージカルをやってみたいんだ。ストーリーは俺たち全員の若い頃の話で、それを組み合わせるんだよ。出会って、友達になって、お互いを世話するようになったっていう実話だよね」
リチャード・アシュクロフトは先日『NME』に対してノエル・ギャラガーとの共作について次のように語っていた。「将来は何が起こるか分からないね。数年前にそんなことが起こってればと思うね」
インタヴューの動画はこちらから。
「ノイジー」のインタヴューでは他にもリチャード・アシュクロフトは、ザ・ヴァーヴについて惜しむ気持ちは「まったくない」としているが、「もし違う人間で、違う組み合わせだったら、今も続いていたのかもしれないね」と語っている。
リチャード・アシュクロフトはアルバムからのファースト・シングル“This Is How It Feels”を公開しており、リアム・ギャラガーはこの曲に賛辞を送っている。
アルバムは2010年発表の『ユナイテッド・ネイションズ・オブ・サウンド』以来となるもので、アルバムは主にリチャード・アシュクロフトの自宅にある地下室のスタジオでレコーディングされ、ウィル・マローンによるオーケストラも参加しているという。ウィル・マローンはリチャード・アシュクロフトとはザ・ヴァーヴの『ノーザン・ソウル』や1000万枚を売り上げた『アーバン・ヒムズ』でも仕事をしており、ソロでは2000年発表のデビュー作『アローン・ウィズ・エヴリバディ』でも仕事をしている。
リリースの詳細は以下の通り。
RICHARD ASHCROFT
“THESE PEOPLE”
リチャード・アシュクロフト『ジーズ・ピープル』
発売元:ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ
品番:OTCD-5430 定価:¥2,300+税
日本盤ボーナス・トラック収録予定
1. Out Of My Body / アウト・オブ・マイ・ボディ
2. This Is How It Feels / ディス・イズ・ハウ・イット・フィールズ
3. They Don’t Own Me / ゼイ・ドント・オウン・ミー
4. Hold On / ホールド・オン
5. These People / ジーズ・ピープル
6. Everybody Needs Somebody To Hurt / エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ハート
7. Picture Of You / ピクチャー・オブ・ユー
8. Black Lines / ブラック・ラインズ
9. Ain’t The Future So Bright / エイント・ザ・フューチャー・ソー・ブライト
10. Songs Of Experience / ソングス・オブ・エクスペリエンス
※他、日本盤ボーナス・トラックを追加収録予定
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