メタリカは現地時間4月16日にレコード・ストア・デイを祝した一環としてカリフォルニア州のレコード店で貴重なインストア・ライヴを行っている。
バンドは今年のレコード・ストア・デイの大使となっていて、会場となったラスプーチン・ミュージックとは由緒があり、レコード・ストア・デイの初年度となった2008年にはバンドは同店でミート&グリートを行っている。
メタリカは、レコード・ストア・デイの一環として『リベルテ、エガリテ、フラテルニテ(自由、平等、友愛)、メタリカ – ライヴ・アット・ル・バタクラン – 2003年6月11日』もリリースしており、昨年バラクランでテロの犠牲者に捧げられている。収益はチャリティに収められることになっている。
インストア・ライヴのチケットは、店舗で入手した人とメタリカのファン・クラブのメンバーに配布されていた。
メタリカはインストア・ライヴの模様をウェブで中継しており、大使の活動の一環としてレコード店の役割について次のように語っている。
「メタリカはレコード店やインディの卸店の人生を通した支援者だよ。だって、俺らもそれらと共に育ってきたし、こうしたお店がなければ、俺たちの音楽も聴いてもらえないわけでさ。だから、ここは友達やファンと会える場所であって、レコード店に繰り出して、新しいクールな音楽が他にもあるのを発見するんだ」
インストア・ライヴの映像はこちらから。
一方、ドラマーのラーズ・ウルリッヒは2008年発表の『デス・マグネティック』以来となる待望のニュー・アルバムについて、そう遠くはならないことをほのめかしている。
「ほぼ完成したって感じかな」とラーズ・ウルリッヒは語っている。「気にしなきゃならない他の責務はあるんだけどね。最近のメタリカでの生活っていうのはアルバムを作ることだけじゃないからね。いろいろあるんだよ。このあいだ、AT&Tパークでライヴをやっただろ。それで、あいつはこれをやって、俺はこれをやってっていうね。俺たちは全員それぞれ別のことをやってる感じなんだ。でも、アルバムについては間違いなくもうこれ以上やることのないところまで進めたよ」
彼は続けている。「アルバムは順調に進行してるよ……人生があるところには希望があるってことだよね」
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