Andy Ford/NME

Photo: Andy Ford/NME

マック・デマルコが、“I’ve Been Waiting For Her”というタイトルの新曲を公開した。

“I’ve Been Waiting For Her”は、日本では8月12日(水)にリリースされる8曲入りのミニ・アルバム『アナザー・ワン』に収録される。このミニ・アルバムから公開された楽曲は、タイトル・トラックの“Another One”、“The Way You’d Love Her’”に続いて3曲目になる。

『アナザー・ワン』は、カナダ出身のシンガーソングライターのマック・デマルコにとって、2014年リリースの『サラダ・デイズ』に続く作品となる。『サラダ・デイズ』は、『NME』の選ぶ昨年のアルバム・オブ・ザ・イヤーで2位にランクインしている。

マック・デマルコは先日9曲入りのインストゥルメンタル・アルバム『サム・アザー・ワンズ』もリリースしている。

“I’ve Been Waiting For Her”の音源はこちらから。

マンチェスター・インターナショナル・フェスティバルやフィールド・デイ・フェスティバルなどへの出演を含め、ここのところUKでライヴを行っているマック・デマルコだが、9月に単独公演を行うことが決定している。このツアーではロンドンでの2公演を含め、グラスゴー、ブリストル、バーミンガムでライヴを行う。また、エンド・オブ・ザ・ロード・フェスティバルやマンチェスターでのビーコンズ・メトロ・フェスティバルに出演することも決定している。

昨年、マック・デマルコは、サード・アルバム『サラダ・デイズ』のレコーディングが「ちょっとイヤな奴」だったのをやめさせてくれたと語っている。2012年発表のセカンド・アルバムとサード・アルバムの間の変化について、ツアーが大きなインスピレーションになったことを語っている。「昔はフラストレーションを感じるなんてことなかったんだけど、今回は、『ツアーは本当に素晴らしいけど、あれはアルコールによって静かに僕を殺していく。本当に正気じゃない』と思ったんだ」

こうした感情を理性でもって、どうやってアップビートの楽曲に乗せていくかを説明していくなかで、そうした作業が「スランプから抜け出させてくれた」とマック・デマルコは語っている。「このレコードは、自分自身を奮い立たせることが目的だったんだ。僕にとってはね。感じたことをすべて詰め込むことで、スランプから抜け出させてくれたんだ」。さらに、こう続けている。「僕って不満を言う時はいつもこんな感じだったんだ。『あーあ、疲れた』って。だけど、曲の途中でサビに入るように、今は『ゲス野郎はだまってて。君はライヴをやって世界を回ることができるんだから!』って感じなんだよね。僕は、ちょっとイヤな奴でいるのをやめることにしたんだ」

“Another One”の音源はこちらから。

“The Way You’d Love Her’”の音源はこちらから。

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