マムフォード・アンド・サンズが現地時間4月14日にノース・カロライナ州で行った公演の収益を現地のLGBTについてのチャリティに寄付することを約束している。
ブルース・スプリングスティーンとリンゴ・スターは共に、人々に生まれた時の性別と一致したトイレを使用することを求め、トランスジェンダーの人々に対して差別的だと見なされているノースカロライナ州の新しい法案のために公演をキャンセルしている。
フェイスブックに投稿された声明のなかで、マムフォード・アンド・サンズはノース・カロライナ州シャーロットのワーナー・ケーブル・アリーナでの公演を行うことを発表し、違った形で議論を呼んでいるこの新法に反対する「姿勢を表明したい」と説明している。
「自分たちのライヴに誰しもを歓迎することを喜んでおり、寛容さを喧伝しているバンドとして、僕らは不寛容さや恐怖や差別に反対することを高らかに叫ぶノース・カロライナ州の人々と、自身の姿勢を表明したいんだ」
「長年、僕らは地元のコミュニティに貢献するための方法を探してきたんだ。その精神において今回、愛と正義を追求する行動を行っている人々を支援するチャリティの基金を設立したんだ。この公演からのすべての収益をその基金に寄付するよ。そして、そこから地元のLGBTQ組織に寄付することで始めていきたいんだ」
2002年にトランスジェンダーとなったアゲインスト・ミー!のローラ・ジェーン・グレイスは、議論を呼んでいる新法への「抗議の形」として来月ノース・カロライナ州でライヴを行う予定となっている。
また、アダム・ランバートもLGBTのための抗議でブルース・スプリングスティーンを讃えており、次のように語っている。「ショウをキャンセルしたのは最高にカッコいいね」
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