CALEB COPPOLA

Photo: CALEB COPPOLA

ビッフィ・クライロが新作より“Wolves Of Winter”のミュージック・ビデオを公開している。

“Wolves Of Winter”のニュー・アルバム『エリプシス』は、2013年発表のダブル・アルバム『オポジッツ』に続く作品で、ワーナー・ブラザースと14thフロア・レコーディングスより7月8日にリリースされる。

来たる通算7作目のニュー・アルバムのサウンドについてサイモン・ニールは先日『NME』に、できる限り「混沌とした」ものになるとし、アルバムについて「今まで作ってきた中で最高のもの」だとしている。「俺たちは自分たちの方向性を変えさせて、自分たちの気を揉ませたかったんだよ」

「俺たちは初めてちゃんとプログラミングをいじり回してみたんだ。それで、ヘヴィな部分をヘヴィなギターやディストーションで作るというより、激しいサウンドを作るために別の方法を見つけようとしたんだよ」とサイモン・ニールは続けている。

“Wolves Of Winter”のミュージック・ビデオはこちらから。

https://www.facebook.com/biffyclyro/videos/10154043261750030/

「前作よりも無駄なく、引き締まったものになってるよ。オーケストラもないしね」と彼は続けている。「このアルバムはシネマティックなサウンドとは正反対のものになってるんだよ。前作がリドリー・スコットだとしたら、今回はよりジョン・ウォーターズなんだ。まったくもってダーティなんだよ。エイサップ・ロッキーの最新作とか、最近のヒップホップから多くの影響を受けていてね、あれらの作品はマジで素晴らしいよね。だってグライムっぽくってダーティで、下品なサウンドを美しいヴォーカルやなんかと混ぜているんだ。俺らも、アルバムを通してカオスの瀬戸際を歩くようにバランスをとろうとしたんだ。サウンドはまさにビッフィと言えるものになってるよ。ロックというよりはロッキングという感じだね」

ビッフィ・クライロは8月に開催される今年のレディング&リーズ・フェスティバルのヘッドライナーを務めることが発表されている。

また、スコットランドではグラスゴーのベラヒューストン・パークで開催されるグラスゴー・サマー・セッションズのヘッドライナーを務めることも発表されている。このフェスは35000人を動員するフェスティバルで、フォール・アウト・ボーイ、ウルフ・アリス、ケイジ・ジ・エレファントと共演する。

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