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Photo: TARA THOMAS
トゥー・ドア・シネマ・クラブは4月10日に「Tudor Cinema Club」名義でカヴァー・バンドとしてパフォーマンスを行い、アイルランド・ツアーをスタートさせている。
トゥー・ドア・シネマ・クラブはアイルランドのゴールウェイにあるローシン・ドーブに、バンドの地元であるバンガーの映画館「Tudor Cinema」にちなんだ偽名でステージに上がっている。トゥー・ドア・シネマ・クラブというバンド名も、この地元の映画館の名前をギタリストのサム・ハリデーが聞き間違えたことに由来している。
ライヴはトゥー・ドア・シネマ・クラブにとって2013年12月以来初めてとなるもので、2014年夏にもツアーが予定されていたが、病気のためキャンセルとなっている。
ライヴは「トリビュート・トゥ・トゥー・ドア・シネマ・クラブ」と題され、3匹の猫が写ったコピー機によるフライヤーが配布されていたという。フライヤーには『アイルランド・タイムズ』紙から“引用”されたという「ボノは僕らが実物よりもいいと言っている」という架空のキャッチコピーが掲載されていた。
3日間のアイルランド・ツアーは、4月11日のダブリンのウェランズでの公演、4月12日のベルファストのライムライトでの公演へと続くものとなっている。音楽ブロガーの「Nialler9」が数週間前に公演についてのヒントを出していたこともあって、チケットは随分前にソールド・アウトとなっている。チケットはどの公演も7ポンドとなっている。
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Photo: TARA THOMAS
アイルランドのサイト「ザ・シン・エアー」によれば、4月10日の公演で新曲が初披露されることはなかったという。
トゥー・ドア・シネマ・クラブは数週間前にフェイスブックにヒントとなる動画を公開していた。
トゥー・ドア・シネマ・クラブによる動画はこちらから。
https://www.facebook.com/twodoorcinemaclub/videos/10153535541312849/
フロントマンのアレックス・トリンブルは、2012年のロンドン五輪の際も聖火の点灯式でもヴォーカルを披露していたが、フォトグラファーとして違ったキャリアを築いていた。
4月2日に投稿された短いツイートのなかでトゥー・ドア・シネマ・クラブは「Album 3. Finished」とツイートしている。このメッセージは4月1日にフェイスブックに投稿されたスタジオでの写真に続くものとなっている。アルバムのタイトルや発売日については発表されていない。
トゥー・ドア・シネマ・クラブのアルバムは2012年発表の『ビーコン』以来、約4年ぶりとなっていて、バンドはグラストンベリー・フェスティバル、レディング&リーズ・フェスティバル、ロック・オン・セーヌ、ロック・ワチター、NOSアライヴに今夏出演することが発表されている。
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