ED MILES /NME

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メタリカのラーズ・ウルリッヒは2008年発表の『デス・マグネティック』以来となる待望のニュー・アルバムについて「ほぼ準備はできている」ことを明かしている。

メタリカは今年のレコード・ストア・デイで最初の2枚のアルバム『キル・エム・オール』と『ライド・ザ・ライトニング』のデラックス・ボックスセットをリリースするが、米『ローリング・ストーン』誌での最新コメントで、通算10作目となるスタジオ・アルバムがそう遠くはないことを示唆している。

「ほぼ完成したって感じかな」とラーズ・ウルリッヒは語っている。「気にしなきゃならない他の責務はあるんだけどね。最近のメタリカでの生活っていうのはアルバムを作ることだけじゃないからね。いろいろあるんだよ。このあいだ、AT&Tパークでライヴをやっただろ。それで、あいつはこれをやって、俺はこれをやってっていうね。俺たちは全員それぞれ別のことをやってる感じなんだ。でも、アルバムについては間違いなくもうこれ以上やることのないところまで進めたよ」

彼は続けている。「アルバムは順調に進行してるよ……人生があるところには希望があるってことだよね」

一方、メタリカの『マスター・オブ・パペッツ』は、アメリカの国立音源登録簿に登録されるという。

毎年国立図書館では、最低でも10年は経過した「文化的に、歴史的に、または芸術的に重要」と考えられる25の録音物を保存している。

メタリカの傑作と広く認められている『マスター・オブ・パペッツ』は1986年にリリースされている。

議会図書館は声明の中で、アルバムのことを次のように評価している。「この作品では、バンドがスラッシュ・メタルの歴史や評判を超えて、新たなアイディアを探索しているのがうかがえる」

ドラマーのラーズ・ウルリッヒは、バンドはこの栄誉を「謙虚に受け止めている」と語り、次のように述べている。「1986年にメインストリームから離れて彷徨っていたバンドが作った『マスター・オブ・パペッツ』が、国立図書館の登記に加えられることになるなんて、一体誰が思っただろう?」

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