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スティーヴ・ミラー・バンドのスティーヴ・ミラーは、4月8日にブルックリンでロックの殿堂入りを果たしたものの、その直後にロックの殿堂を批判している。

殿堂入り後のインタヴューで、スティーヴ・ミラーは、2015年にジョーン・ジェットの1組、2016年はなしという女性の少なさを批判し、ロックの殿堂の敬意の足りなさを批判している。式典での扱いについても批判し、2枚のチケットしか渡されず、それ以上のチケットには10000ドル(約108万円)を払わなければならなかったという。

「徹頭徹尾、すべてのプロセスを変える必要があるよ。法律的な仕事から足を洗う必要があるね。彼らが讃えると言っているアーティストに敬意を払わなきゃならないのにさ、彼らはそうしてないんだ」と彼は語っている。

また、スティーヴ・ミラーは広報担当者がインタヴューを切り上げようとするのを止めなければならなかったという。「いいや、これはまだ終わりにしないよ。君を黙らせたいよね……これがどれだけ親密な形で式典が行われるものになってないかを表してるよ。なにせ、アーティストが今のように扱われるんだからね」

スティーヴ・ミラー・バンドの1976年のシングル“The Joker”はこちらから。

スティーヴ・ミラーと並んで今年の式典ではチープ・トリック、N.W.A.、シカゴ、ディープ・パープルがロックの殿堂入りを果たしている。

式典ではN.W.A.が、キッスのヴォーカリストのジーン・シモンズが以前、N.W.A.の殿堂入りを批判したのに対してやり返している。

MC・レンは次のように応じている。「ジーン・シモンズ氏にヒップホップは永遠なんだと言いたいよ。僕らはここにいることになるわけだからね」

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