TOM OXLEY/NME

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ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグは、かつて話があったものの映画『シュレック』のサウンドトラック参加を断っていた秘話を明かしている。

元々、2010年公開の映画『シュレック フォーエバー』のサウンドトラックではウィーザーがザ・モンキーズの“I’m a Believer”を歌う予定となっていたが、2009年の12月にウィーザーのツアー・バスが事故に遭って、リヴァース・クオモは入院する事態となり、『シュレック フォーエバー』のサウンドトラックへの参加が難しくなったという。サウンドトラックのスーパーバイザーは代役としてヴァンパイア・ウィークエンドに話をもちかけてきたが、「ウィーザーの災難を自分たちの金儲けにしたくないと思って」断ったと説明している。

その後、ウィーザーは最終的にレコーディングを行うことができ、サウンドトラックにはウィーザーによる“I’m a Believer”のカヴァーが収録されている。この決断についてエズラ・クーニグは次のように振り返っている。「断ったことに後悔しているかって? もちろんさ。ツイッターで、シュレックのサントラを歌ったことがあるってウソをついたかって? ああ、一度だけね」

この一連の物語はエズラ・クーニグのツイッターを通して明かされたが、その後エズラ・クーニグは音楽サイト「ピッチフォーク」に対して事実であることを認めたという。

エズラ・クーニグによる一連のツイートはこちらから。

「僕の近い友人であるエズラはリヴァース・クオモとは友達なのかな。多分、仲悪いんじゃないかな。分からないけど」

「シュレックのサントラについて僕がついた嘘に関するウィーザーの件についてツイートしようとしていたところだったんだ。僕はリヴァースのことは知らないけど、彼もウィーザーも大好きだよ」

「シュレック1と3のサントラに参加したと言ったけど、あれは本当じゃないんだ。でも助かったよ。もし道徳的に許せないことをしていたら、残念だったからね」

「2009年のバス事故の後、ウィーザーは『シュレック・フォーエバー』のサントラ曲“I’m a Believer”のレコーディングをできなかったかもしれないんだ」

「サントラのスーパーバイザーがウィーザーの代わりにヴァンパイア・ウィークエンドにカヴァーをしないかと話を持ちかけてきんだけど、ウィーザーの災難を自分たちの金儲けにしたくないと思って断ったんだ」

「最終的に結局ウィーザーはカヴァー曲をレコーディングできたから、自分はシュレックのサントラの世界とはまったく実体的な関係はないんだ」

「断ったことに後悔しているかって? もちろんさ。ツイッターで、シュレックのサントラを歌ったことがあるってウソをついたかって? ああ、一度だけね」

「シュレック、もし君がこれを読んでいるなら(そして、もし映画の続編があるなら)僕とデスポットとアイラヴマコーネンに歌わせてほしい」

「生きていると、人生は無秩序で混沌としているように思える。しかし、振り返るとそれは立派な小説のようだと思える」

「ジョー・ウォルシュの言葉なんだ。音楽業界のクレイジーなゲームを分かっている人だよね」

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