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リリー・アレンは自身のツイッターで「パナマ文書」の内容を受けてデイヴィッド・キャメロン首相に辞任を要求している。

「パナマ文書」が流出したことで、デイヴィッド・キャメロン首相は父親がオフショア信託を保有しており、その権益を息子の首相が保有していたかが問われていたが、数日間、質問を交わしていたものの4月7日のテレビ・インタヴューで権益を保有していたことを認めている。

このオフショア信託をデイヴィッド・キャメロン首相は首相になるわずか数週間前に売却しており、売値は30000ポンド(約4600万円)だったという。

これを受けて、リリー・アレンは「わたしたちの首相はわたしたちから盗みをはたらいていたのよ。彼が辞任するのは非常に重要なことだわ」とツイートしている。

また、今回の事実判明を受けて、デイヴィッド・キャメロン首相が辞任するまでダウニング・ストリートにある首相官邸前に集まろうという運動も起こっている。

先日、リリー・アレンとジェイムス・ベイは今年のブリット・アウォーズのノミネートをめぐって舌戦を繰り広げている。

リリー・アレンは、ブリット・アウォーズにおける2016年のノミネート候補について、スケプタやストームジ―のようなアーティストを無視していて、「黒人の才能を理解していない」と激しく攻撃するコメントを行っている。また、投票は「戦略的」なものであり、「ブリット・アウォーズはアラン・パートリッジ(人種差別的発言を連発するコメディ・キャラクター)の承認による祭典」だとも語っている。

最優秀ブリティッシュ男性ソロ・アーティストにノミネートされ、授賞式当日にパフォーマンスも予定されているジェイムス・ベイは『ザ・ミラー』紙で、リリー・アレンの批判に対し異議を唱える発言をしていたと報じられていた。

「僕はノミネート候補のなかにREOスピードワゴンを見たことなんかない。だから、まるっきりパートリッジなものかはわからない。いろいろなタイプのノミネート候補がいる。アウォーズは音楽に対しての賞なんだ。僕は、彼女がなんで決めつけているのかわらかない。ノミネート候補全員をしっかり見たわけじゃないけど、彼女が候補アーティストたちを褒めたりしたら面白いのに」

さらにリリー・アレン個人に対して次のように続けたという。「彼女の最新アルバムのことを思い出せないんだよね。もし彼女が最近何かをリリースしていればだけどね」

ジェイムス・ベイの発言に対し、リリー・アレンはツイッターで、彼の音楽も彼自身のことも聞いたことがないと認めた上で次のように綴っている。「彼はもっとも一般的でありふれていて何の面白みもない名前を広めてるってことね。ぴったりでおもしろいと思うけど」

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