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デヴィッド・ボウイのドラマーとして知られるデニス・デイヴィスが亡くなっている。

デニス・デイヴィスのドラムは、デヴィッド・ボウイが1975年から1980年にかけてリリースした『ヤング・アメリカン』、『ステイション・トゥ・ステイション』、『ロウ』、『ヒーローズ』、『ステージ』、『ロジャー』、『スケアリー・モンスターズ』という7枚のアルバムで聴くことができる。

ニューヨーク生まれのデニス・デイヴィスは、この時期のツアー・バンドの一員でもあり、イギー・ポップとデヴィット・ボウイが共作した1977年のアルバム『イディオット』でもドラムを担当している。さらに、スティーヴィー・ワンダーやジャーメイン・ジャクソン、ジョージ・ベンソンのアルバムでもドラムを演奏していた。

デヴィッド・ボウイのプロデューサーを長年務めたトニー・ヴィスコンティは、4月7日にフェイスブックでデニス・デイヴィスを追悼しており、彼を「魔法のような人」で、「共に働いたなかでも最もクリエイティヴなドラマーの1人」だと述べている。

トニー・ヴィスコンティはこう続けている。「彼は、ジャズの感性を持ってロックに取り組んだ名うてのジャズ・ドラマーでした。『ヒーローズ』収録の“Black Out”で炸裂するドラムを聴いて下さい。彼はドラム・セットの1つとしてコンガを用いており、まるで2人のミュージシャンがドラムとコンガを演奏しているかのように鳴り響かせているのです。『スケアリー・モンスターズ』まで、彼は思いも寄らぬ、けれど完璧に調和したパートを演奏しました」

「彼は素晴らしいユーモアの持ち主でした。かつてアメリカ空軍に所属していた彼は、偶然立ち入り禁止区域を歩いていた時、墜落したUFOを直接見た話を我々にしてくれました。デニスほどのドラマーは他にいませんし、人間としても友人としても唯一無二の存在でした。彼は魔法のような人だったのです」

デニス・デイヴィスの友人のSNSの投稿によると、彼は近ごろガンの治療を受けていたという。

トニー・ヴィスコンティによるフェイスブックへの投稿はこちらから。

https://www.facebook.com/tony.visconti1/posts/10209289282611729

その全文訳は以下の通り。

「デニス・デイヴィスが亡くなりました。彼は私が共に働いたなかでも最もクリエイティヴなドラマーの1人です。彼とはデヴィッド・ボウイが『ヤング・アメリカン』のエキストラ・トラックをレコーディングしていた時からの付き合いで、『スケアリー・モンスターズ』まで共に過ごし、それ以降も交流していました。彼は、ジャズの感性を持ってロックに取り組んだ名うてのジャズドラマーでした。『ヒーローズ』収録の“Black Out”で炸裂するドラムを聴いて下さい。彼はドラム・セットの1つとしてコンガを用いており、まるで2人のミュージシャンがドラムとコンガを演奏しているかのように鳴り響かせているのです。『スケアリー・モンスターズ』まで、彼は思いも寄らぬ、しかし完璧に調和したパートを演奏しました。彼は素晴らしいユーモアの持ち主でした。かつてアメリカ空軍に所属していた彼は、偶然立ち入り禁止区域を歩いていた時、墜落したUFOを直接見た話を我々にしてくれました。デニスほどのドラマーは他にいませんし、人間としても友人としても唯一無二の存在でした。彼は魔法のような人だったのです」

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