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ワン・ダイレクションのルイ・トムリンソンが彼の地元のサッカー・クラブであるドンカスター・ローヴァーズの新しいアウェイ・ユニフォームをデザインするファン向けのコンテストで優勝したというニュースに対して、クラブのサポーターは批判的に反応している。

ドンカスター・ローヴァーズは、2016/17年シーズンのアウェイ・ユニフォームのデザインを決めるコンテストを開催しており、投票を募るためデザイン案を5つの候補に絞って発表しており、その1つがルイ・トムリンソンと彼の祖父がデザインしたものとなっていた。

ルイ・トムリンソンのデザインは33.7%の得票率で1位となっている。ドンカスター・ローヴァーズは、この投票のプロセスは「すべて公平で公明正大に行われた」と声明を出している。

この発表に対してファンの反応は批判的で、投票が「不正に操作された」と主張するファンが出てきている。

「あの投票は不正に操作されているんじゃないか、あのシャツが実際に優勝したのかと疑ってる #drfc」

「冗談だろ、アウェイのシャツが偶然にもルイ・トムリンソンのデザインで、それが偶然にも優勝したって!? 最悪、本当に最悪だ!!!」

ドンカスター・ローヴァーズの広報担当者は次のように返答している。「このデザイン・コンテストにおけるデザイン案の受領、候補の選定、投票は、クラブが不正競争防止法を遵守するための厳格な法的指導に基づいて行われており、すべてのプロセスは公正です」

「コンテストの結果に、いくつか混乱した反応があるのは認識していますが、2016/17年シーズンのシャツのデザインに関する投票のプロセスはすべて公平で公明正大に行われたことをファンの皆さんにお約束します」

https://twitter.com/Louis_Tomlinson/status/717132259644600324

「僕と祖父のレンでデザインしたドニーの新しいアウェイシャツがコンテストで優勝した。最高だね」

ルイ・トムリンソンはツイッターでこのニュースに触れて「僕と祖父のレンでデザインしたドニーの新しいアウェイシャツがコンテストで優勝した。最高だね」とコメントしている。彼がデザインしたユニフォームはこちらから。

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「数週間前に家へ帰った時、祖父とユニフォームのデザインを考えたんだ」とルイ・トムリンソンはクラブのウェブサイトで説明している。

「僕らはよく一緒にベル・ヴュー・スタジアムに行っていたから、それが恒例の家族行事なんだ。来シーズンのアウェイシャツに一役買えるなんて素晴らしいよ。僕のチームがこれを着ているのを見るのが待ち遠しいね」

ルイ・トムリンソンはこの地元クラブのファンとして知られており、2013年にはこのクラブの非契約選手となっている。2014年2月にはロザラム・ユナイテッド戦に控え選手として出場し、65分に交代選手として登場している。

2014年6月には、クラブの元会長ジョン・ライアン氏と共にドンカスター・ローヴァーズの買収に乗り出したが、最終的には交渉が決裂している。

また、ルイ・トムリンソンはUEFAユーロ2016のイギリスの公式テーマソングを担当して欲しい候補としても名前が挙がっている。

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