ソングライターにしてDJのノーティ・ボーイは、ソングライターの起用をめぐるザ・ローリング・ストーンズのキース・リチャーズの発言に反応し、ソングライターの起用には何の問題もなく、ヒットソングを書いている人たちは、もっと評価されるべきだと語っている。
キース・リチャーズは先日、ノーティ・ボーイとコラボレーションを行っているリアーナを含む、ソングライターを起用しているパフォーマーたちを次のように非難している。「まあ、奴らは自身の力を頼りにできないわけだろ?」
それに対してノーティ・ボーイはBBCラジオ5・ライヴの「ウィル・ゴンペルツズ、ヒート・マップ」で次のように語っている。「パフォーマーとソングライターが存在していて、ソングライターは曲のために悩んでいる。それが彼らの物語なんだ。そこにはなんの問題もないけど、報われるべき評価が与えられるのは必要なことだよね」
「アーティストはライターのファンになって起用し続けてくれる」と彼は続けている。「けど、彼らは自分がビッグになっても感謝しないんだ。これは、他の関わっている人たちを評価するかどうかの問題だよ。俺たちの生きているこのソーシャル・メディアの時代では、ただツイートだけしてればいいみたいになってる」
本名をシャヒド・カーンというノーティ・ボーイは、エミリー・サンデーとの初期の作品がソングライティングにおける仕事量のバランスについて自身に誤った印象を与えてしまったことに触れ、楽曲の“正直な部分”とはいかに作曲者の個人的な体験から生まれているかについて論じている。
キース・リチャーズは先日、次のようにコメントしている。「俺たちはものすごい“ショウビズ”期のまっただなかにいるわけだよ。それは俺たちが前に打ち破った時よりも強靭なものとなっているんだ。『Xファクター』とか、そういうオーディションのクソだよな。あれは有名になりたい奴のためのものでしかない。まあ、そんなものが求める名声だというなら、幸運を祈るよ。名声との生き方を学んだほうがいいぜ」
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